天理時報2022年7月13日号6面
【“道の心理臨床家”育成への期待 – 人と関わる知恵】立教180年4月から続けてきたエッセーですが、今回が最終回です。連載中には、多くの方々から「参考にしています」「勉強になりました」などと声をかけていただきました。記事を切り抜いて保存してくださっている方もいました。また、教内の各種講座・研修会の講師としてお声がけを頂くこともたびたびありました。皆さまの心理学やカウンセリングに対する関心の高さから、この分野の重要性をあらためて強く感じました。『天理時報』での連載はこれで終わりですが、これからも”道の心理臨床家”としての役目をしっかりと果たしていきたいと考えています。道の心理臨床家とは、天理教信仰者で心理相談に携わる者のことです。教祖130年祭が勤められた年に開催された「道の心理臨床家の集い」には、50人を超える参加がありました。現在、これほど道の心理臨床家が活躍しているのは、天理大学臨床心理専攻の大きな成果です。私もそこで育ててもらいました。そしていま、私は天理大学で後進を指導しています。心理学やカウンセリングを学べる大学はたくさんありますが、これを徳分として、おたすけやひのきしんに励む人材の育成に携われるのは、天理大学だけです。これから私が成すべきことは、次代を担う道の心理臨床家を育てることだと思っています。その一環として、天理大学で心理学を学ぶ大学生や大学院生と共に”道の心理臨床家・学生部会”を立ち上げました。天理教内の関連団体と連携し、保健医療、福祉、教育等の現場の心理職として、あるいは教会長、布教師として活躍する先輩たちとも交流しながら、天理教の信仰者ならではの心理的支援について学んでいます。また、次世代の育成という点では、この分野に関心を持つ中学生や高校生が増えることを期待しています。中高生の皆さん、私たちと一緒に心理学を学びませんか。志ある若者と、おぢばの学校で学び合う日を楽しみにしています。絵・うえ かな最後は”人と関わる知恵”というよりも、私の将来展望のような内容になってしまいましたが、最終回ということでご容赦ください。およそ5年半にわたってお付き合いいただきまして、ありがとうございました。(終), 【おぢばがえりひのきしん – 少年会京都教区団】演奏会などお楽しみ行事も少年会京都教区団(安村真一郎団長)は6月12日、「おぢばがえりひのきしん」と銘打った行事を実施した。これは、同団が3年に一度、管内の大教会を会場に開催している少年会総会に代えて行われたもの。今年、少年会本部から「夏休みこどもひのきしん」が提唱されたことや少年ひのきしん隊が結成50周年を迎えたことを受け、「ぜひ、おぢばでひのきしんを」との思いから企画された。この日に向け、同団では各支部の育成委員長に協力を呼びかけ。当日は、少年会員135人を含む276人が参加した。参加者は午前中、本部神殿で御礼参拝した後、西境内地での除草ひのきしんに汗を流した。午後は、天理教校学園高校講堂でのお楽しみ行事。同校マーチングバンド部と天理大学マーチングバンド愛好会による演奏や抽選会が行われたほか、同教区学生会によるミュージカルの演出が会場を沸かせた。安村団長は「おぢばでひのきしんをさせていただいた喜びと思い出を胸に、子供たちには今後、教会や家庭内、地域でも進んでひのきしんに励んでほしい」と語った。(京都・白髭代表社友情報提供), 【表彰 – 空手を通じてお道の教えを】北海道の甲谷 久さん甲谷久さん(73歳・苫錦分教会長・苫小牧市)は先ごろ、空手道を通じて青少年の健全育成と地域の社会貢献に寄与した功績を称えられ、市スポーツ協会から「スポーツ賞・功労賞」を受賞した。甲谷さんは天理大学在学中、空手道部に所属。卒業後は北海道乙部町役場で勤め、32歳から地域の小中学生に空手を教えるように。その3年後、「空手を通じて子供たちがお道の教えにふれる機会を」と、「用木館」の名で空手教室を開いた。これまでに用木館の門を叩いた子供たちは150人を超え、毎年、数人をおぢばに連れ帰ってきた。また、甲谷さんは苫小牧地区空手道連盟の設立当初から役員を務め、現在は常任理事を務めている。子供たちを指導する際には、楽しく取り組めるよう意識し、「人たすけたらわがみたすかる」の教えを伝え、子供たちの人格形成を目指してきたという。「4人の息子が空手を続けているので、これからは後進の育成に励むとともに、一布教師として、お道の先輩方の努力に応えられるよう尽力していきたい」と話した。, 【言葉に思いを込めて – まんまる】四コマ漫画のもとになった「言葉に思いを込めて」(『さんさい』5月号)は、下記のURLから読めます。https://doyusha.jp/jiho-plus/2022/06/28/kotoba/