天理時報2022年7月13日号7面
【訃報(2022年7月13日号)】鳥飼京子さん(88歳・豊岡大・南梅分教会前会長夫人)6月12日出直された。鳥取教区。大向建一さん(おおむかい・けんいち=94歳・御津大・御國分教会前会長)6月22日出直された。本部詰員、海外布教伝道部東南アジア布教委員会委員、大教会役員、青年会御津分会委員長、東住吉支部役員などを務めた。大阪教区。大濱陽子さん(93歳・北大・竹原分教会4代会長夫人)6月22日出直された。大教会婦人、廣篠分教会長(5代)を務めた。広島教区。田中邦秋さん(77歳・中紀大・上秋津分教会長)6月22日出直された。大教会役員、尾東支部長などを務めた。愛知教区。山口善道さん(やまぐち・よしみち=93歳・亀岡大・歌笛分教会前会長)6月23日出直された。北海道教区。小畑道弘さん(64歳・河原町大・下鳥羽分教会長)6月25日出直された。京都教区。岩田カネさん(104歳・防府大・ホノルル港教会2代会長)6月26日出直された。伝道庁主事を務めた。ハワイ伝道庁。山本直子さん(93歳・明和大・明勇分教会前会長)6月26日出直された。奈良教区。髙橋千代子さん(たかはし・ちよこ=88歳・深川大・東福田分教会前会長夫人)6月27日出直された。香取支部婦人会主任を務めた。千葉教区。古西 實さん(こにし・みのる=93歳・宇仁大・和道分教会前会長)6月28日出直された。兵庫教区。今泉 元さん(いまいずみ・はじめ=91歳・城山大・出陽分教会長)7月1日出直された。青森教区。, 【ウクライナ避難民に生活面を含めた支援 – 天理大学】既報の通り、天理大学(永尾教昭学長)は天理市と連携し、4月から同大卒業生のコベリャンスカ・オクサーナさん(45歳)一家を避難民として受け入れ、生活面を含めた支援を続けている。同大で日本語教育を受けているオクサーナさんの長男アルセーニさん(18歳)には、天理大の日本人学生が「チューター」として日常生活や日本語学習などをサポート。その支援の様子が先ごろ、奈良県の地域情報番組「ならナビ」(NHK奈良放送局)で取り上げられた。また、同大は6月から、オクサーナさんを同大の嘱託職員として採用。7月4日には、オクサーナさんが初めて教壇に立ち、特別講義を行った。アルセーニさんの日本語学習をサポートする吹ケさん(写真左)天理大学生 日本語学習をサポート同大の外交官養成セミナー2期生として、語学や国際情勢について学んでいる吹ケ心さん(外国語学科英米語専攻3年・阿倉川分教会ようぼく)は、「チューター」としてアルセーニさんの生活面でのこまやかな支援を行っている。ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始したときから「何かできることはないか」と考えていたという吹ケさん。アルセーニさんが来日後、休み時間にキャンパス内を案内したほか、アルバイト面接の際には通訳として同行し、業務マニュアルの一部を翻訳するなど、献身的にサポートしている。また6月からは、日本語を初めて学ぶアルセーニさんの授業支援として補講を担当している。吹ケさんは「彼は私たちには見せない、故郷や現地の友人への思いを抱えながら過ごしている。だからこそ、どんなことでも話せるような友人になれたらとの思いで今は務めている。今後も、より良い生活を送ってもらえるようサポートしていきたい」と話した。6月24日放送の「ならナビ」では、吹ケさんがアルセーニさんの日本語学習をサポートする様子や、天理駅前で募金活動を行う姿などが紹介された。◇なお既報の通り、同大では、学術交流協定を結んでいるキーウ大学から9人の学生を交換留学生として受け入れる予定。留学生は7月上旬にかけて訪日した後、9月から1年間、天理大国際学部地域文化学科日本研究コースで日本語を修得する講義を受ける。その間、留学生につき一人ずつ「チューター」が付き、留学生活をサポートする。吹ケさんがアルセーニさんの日本語学習をサポートする様子などを紹介した「ならナビ」は、下記URLから期間限定で視聴できるhttps://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20220624/2050010723.html【COLUMN】チューター制度留学生の日常生活や学習を補助する修学支援制度。天理大では、「国際性」「献身性」の建学精神のもと、「チューター制度」を積極的に採用している。「チューター」は留学生の日常生活、日本語学習をサポートすることが主な活動となる。また、「チューター」を務める学生にとっては、語学力を生かす場や異文化交流の貴重な経験となっている。嘱託職員のオクサーナさん学生ら50人に特別講義天理大は6月から、オクサーナさんを嘱託職員として採用している。オクサーナさんは7月4日、同大の宗教学科と地域文化学科の学生ら約50人を対象に、宗教主事特別企画「ウクライナ情勢と平和への祈り」と題して特別講義を行った。冒頭、松村孝吉・宗教主事が講義開催に至った経緯を説明したうえで、学生らにオクサーナさんを紹介した。オクサーナさんは、ウクライナの面積や人口、宗教や歴史について詳しく説明した後、人間は自らのアイデンティティーがあるからこそ、生きる意味や幸せが見つけられると前置き。そのうえで「戦時下では、そのアイデンティティーの元となる自分たちの言語、文化、暮らしが脅かされている」「そのような中で、生きる意味や幸せを見つけることは難しい」と指摘。「平和な世界を実現させるためにはどうすればいいか、一人ひとりが考えていかなければ」と語った。講義の最後に、永尾学長が学生に向けて「私たち一人ひとりが平和の貴重さを考えることが大切。今後、ウクライナから受け入れる留学生と積極的に交わってほしい」と話した。◇受講生の一人、佃隆人さん(宗教学科1年・東日分教会ようぼく)は「ウクライナ情勢について関心があったので、当事者から意見を聞くことができて、とても勉強になった。善悪を決めつけず、多角的な理解を深めることが大切だと、あらためて感じた」と話した。