天理時報2022年7月6日号3面
【二人の孫への義父の態度が違う – 人生相談】Q. 7歳の娘と5歳の息子に対する義父の態度の違いに不満があります。息子には頻繁におもちゃやお菓子を買い与える半面、娘とは、ほとんど会話もないのです。二人の孫を平等に扱ってもらうには、どうすればいいでしょうか。(30代女性)A. 同居しながら義父母に仕えられる通り方は素晴らしいですね。ご相談のように、人には何ごとにも相性があるようで、感情をコントロールするのは難しいことです。一方、近年の研究結果によれば、人の好き嫌いは対人スキルの有無が起因している面が大きいといわれています。たとえば母親は、赤ちゃんが自分ににっこり微笑むのを見て、その子を一層可愛がるようになります。また子供は、親や祖父母、先生の言うことを「『はい』と言ってすぐに行う」ことや「丁寧なあいさつ」「アドバイスを素直に受け入れる」ことによって、多くの人たちから愛情を受けるようになります。これらはスキルなので、練習することで身につけられます。私の所属する支援団体でも、子供に対人スキルを教えることによって、家族関係が改善した多くの事例があります。一度、娘さんの普段の行いに改善すべき点がないか、振り返ってみてはどうでしょう。もちろん人間関係は、それだけではどうにもならない部分があります。親神様・教祖にお連れ通りいただくという姿勢が何より大切です。家族そろって教会に参拝し、おつとめを勤める習慣を身につけることをお勧めします。回答者:堀健一(家庭支援プログラムアドバイザー・晃栄理布教所長), 【蒲生大教会長に安井昌角氏 – 新任】6月26日のお運びで、蒲生大教会(滋賀県竜王町)の6代会長に安井昌角氏(35歳)がお許しを頂いた。【安井氏略歴】昭和62年4月12日生まれ。平成30年蒲生分会委員長。31年本部青年。令和元年青年会本部委員。就任奉告祭は9月11日。, 【日常の中で真実を尽くす – 視点】日本人は大の風呂好きである。季節を問わず、風呂でゆっくり温まることは、その癒やし効果も相まって、至福の時間と感じる人は多いだろう。江戸時代、都会を中心に公衆浴場や銭湯などの営業が始まった。当時は多くが混浴で、当然、子供も男女を問わず親と一緒に入っていたという。現在、もちろん男女は分かれ、異性の子供と一緒に入浴できる年齢も法令で整備されつつある。それでも親子が風呂に入る機会は、子供が小さいころなら自宅で、旅先の宿では家族風呂で、おぢば帰りの際は詰所の浴場で、父親と息子が、母親と娘が共に入ることがあるだろう。ところで、教祖が、徒歩での長旅をしてお屋敷へ帰ってきた信者を温かく歓迎され、風呂に入るよう促された逸話がいくつかある。松村さくは「たちやまい」に罹り、おぢばへお願いに帰ってきた。教祖は、長患いと熱のためにさくの頭髪にわいた虱を一匹ずつ取り、さらに風呂を沸かして、垢づいたさくの身体を綺麗にお洗いくだされた(『稿本天理教教祖伝逸話篇』23「たちやまいのおたすけ」)。また3年間、病の床に臥していた山本利三郎が、死に瀕した状態で帰ってきたとき、「早く、風呂へお入り」と促され、利三郎はそんなことができる容体ではなかったのに、かえって苦しみは去り、痛みは遠ざかって、教祖から頂いたお粥を3杯、おいしく頂いた(同33「国の掛け橋」)。また、「おさしづ」の中では「風呂場の処もすっきり洗い、綺麗にして焚いて居る心、皆それ/\一つの心に頼み置こう」(明治25年2月18日)とあり、風呂の掃除や風呂焚きにも心を込めるよう促されている。こうした逸話や「おさしづ」を見てみると、教祖は私たちに、身近な風呂を題材に、病む人をたすける心のありようをお示しになり、日常生活の中で真実を尽くす大切さを教えてくださっているように思う。風呂に入る体験には「火水風」のご守護も詰まっている。洗うときも、焚くときも、入るときも、天然自然の恵みへの感謝の念を忘れずにいたいものだ。そして常日ごろの入浴から、また、おぢば帰りで詰所の浴場を利用する機会などに、リラックスした雰囲気のなか、親子の親密な語らいを通じて信仰を伝える機会にしたいものだ。(永尾), 【創立130周年記念祭 – 泉大教会】泉大教会(茶谷良佐会長・大阪府堺市)は5月1日、創立130周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念祭に向けて「おつとめに夢と情熱を」のスローガンのもと、「一、御教え通りのおつとめをつとめよう」「一、一人ひとりがおつとめの理合いを深めよう」「一、月次祭の充実を目指そう」の三つを活動方針に掲げ、それぞれ成人の歩みを進めてきた。当日は、真柱様のメッセージを、茶谷会長が代読。続いて、心を一つにそろえて、陽気におつとめを勤めた。この後、あいさつに立った茶谷会長は、記念祭を無事に迎えることができたお礼とともに、ご恩報じの道を末代かけて歩んでいく決意を述べた。(泉大・谷和社友), 【旭山動物園での除草ひのきしん再開 – 北海道教区上川支部】“わが町の動物園”を支え続け上川支部(白畠道之支部長)は6月19日、北海道旭川市の旭山動物園で恒例の除草ひのきしんを実施。82人の教友が参加した。昭和42年7月にオープンした旭山動物園。当時「よのもと会東旭川組」初代組長を務めていた美馬康男さん(故人)が「“わが町の動物園”を支援しよう」と、園内の清掃を申し出たことから、翌春に初めてひのきしんを実施した。以降、同園では毎年、教友による除草ひのきしんが行われるようになった。そんななか、昨年の「緊急事態宣言」の発出を受け、同園は5月に臨時休園。これを受け、半世紀を超えて続いた清掃ひのきしんも初めて中止に。その後、営業再開した園と相談のうえ、2年ぶりにひのきしんを実施することになった。当日は晴天のもと、教友たちは約2時間、メーン通り沿いの花壇の除草に勤しんだ。坂東元園長(61歳)は「当園が経営危機に陥ったときも、天理教の皆さんが毎年欠かさずひのきしんを続けてくださった。いまなお変わらぬご縁に、ただただ感謝している」と語った。