天理時報2022年8月31日号3面
【近隣各島から教友参集 – ハワイ伝道庁9代庁長就任奉告祭】ハワイ伝道庁(ホノルル市・小原仁郎庁長)は7月16日、中田善亮表統領、松田理治海外部長を迎え、9代庁長就任奉告祭を執行。当日は伝道庁のあるオアフ島のほか、ハワイ、マウイ各島からも教友が参集した。祭典は、小原庁長による祭文奏上の後、真柱様のメッセージを、中田表統領が代読。その中で、このたび新任した小原庁長に向けて、「誰よりも率先して神一条の思案の仕方を学び、身に付ける努力を重ねるとともに、管内が互いに立て合いたすけ合って陽気に治まるご守護を頂けるよう、研鑽を積んでもらいたい」と激励された。続いて、ハワイの教友に対しては「皆さんの旬を逃さぬ一手一つの働きが、管内全体の勇みとなり、ハワイ全土に陽気ぐらしの姿が一層広まることを心から願う」と、一手一つの取り組みを求められた。続いて、中田表統領を芯に陽気におつとめを勤めた。おつとめの後、あいさつに立った小原庁長は「神一条の精神で信仰を歩む努力を怠らず、管内の皆様に心をつなぎ、ご存命の教祖にお喜びいただけるよう、成人の歩みを進めたい」と決意を述べた。祭典終了後、全員で記念撮影が行われた。また、翌17日に7月の月次祭が勤められ、中田表統領が祭典講話を行った。(ハワイ・美馬社友情報提供), 【「人とのつながり」を考える – 視点】少し前になるが、「おひとりさま」という言葉が流行し、一人で気楽に生きることが注目を集めた。しかし一方で、孤立・孤独問題が現実にある。孤立・孤独ということは人間関係の相手、つまり「人とのつながり」がなくなるということだ。その背景を考えると、日本の場合、これまで人とのつながりの中心は家庭と職場にあった。かつては「皆婚社会」であり、しかも3世代同居の大家族が多かった。いまは親と同居する子供が減り、離婚の増加や未婚化が進み、1世帯当たりの人数も減少して、高齢者の一人暮らしが増えている。また、これまでは職場が人間関係づくりの中心であったが、日本型の雇用システムである終身雇用制が変化し、いまや労働者の7割、正社員の5割強に退職経験があるとされ、以前のような職場の人間関係は希薄になっている。家庭と職場でつくる「人とのつながり」は、もはや当たり前ではなくなったようだ。しかし人とのつながりは、いつの時代も人にとって欠かせないものである。昨今「リレーションシップ」という言葉を耳にする。元来は「関係」「絆」「信頼関係」「付き合い」「家族関係」といった意味だが、企業マーケティングや個人の生活面において、人とのつながりの重要性を見直す動きが出てきている。たとえば、リクルートワークス研究所は、人とのつながりがもたらすものとして「精神的な支えや困った時のサポート」「一緒にいるだけで感じられる喜びや楽しみ」などを挙げ、職場や家庭以外でも多様な人間関係(リレーション)を増やすことが人生の質を高めることにつながると指摘する。翻って、教会における人とのつながりを考えてみる。教会には、さまざまな人とのつながりがある。代々にわたってつながるようぼくもいれば、にをいがけや諸活動を通じてのつながりもある。最近は、こども食堂など地域の拠り所としてのつながりも増えてきた。やはり“たすけの道場”たる教会では、人との接点におたすけがあることが望ましい。孤立・孤独を抱える人、一人で悩み苦しむ人にとっても、世界一れつきょうだいとして、人と人をつなぐ場所としての教会の働きに期待するところは大きいだろう。(加藤), 【「グラフ天理496号」ダウンロードできます】7月26日から8月28日にかけて行われた「夏休みこどもひのきしん」の親里での受け入れの様子を取り上げた「グラフ天理496号」が、このほど制作され、現在、布教部ホームぺージからデータをダウンロードすることができます。教外の方にも見てもらえるよう、お道の諸行事を紹介している「グラフ天理」。ダウンロードしたデータをプリントして、各教会や布教所はもとより、個人宅など、さまざまな場所で掲示することができます。下記URLから、布教部ホームページにアクセスできる。https://fukyo.tenrikyo.or.jp/top/?page_id=18872, 【写真プレゼント応募方法 – 逸話の季】該当記事はこちら写真をご希望の方は、ハガキまたはEメールで「8月31日号『逸話の季』写真希望」と明記のうえ、住所・氏名・年齢・電話番号を書き添えて下記まで。抽選で10人に六ツ切大の額装写真をお送りします。時報への感想やご意見、身近な話題も併せてお聞かせください。今号の締め切りは9月17日(消印有効)。なお、当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【あて先】〒632-8686 天理郵便局私書箱30号天理時報「逸話の季」係Eメール=[email protected], 【流産で妻がふさぎ込むように – 人生相談】Q. 結婚から1年目に授かった子供を妊娠8週目で流産してしまいました。以来、妻はふさぎ込むようになり、意識して励ましの言葉をかけているのですが、なかなか前を向けない様子です。初めての夫婦の困難を前に、夫としての力不足を痛感しています。(20代男性)A. めでたく妊娠され、わが子を抱く日を楽しみに、期待を膨らませておられたことでしょう。それが残念なことに、流産となってしまったのですね。私どもにも同様の経験がありますが、そのときの「憩の家」の看護師さんが「大きな生理だと思えばいいですよ。お母さんも妊娠の練習をしているの。次はきっと大丈夫」と言ってくれて、救われた思いがしました。また、庭の金柑の木などを見ていると、花が咲いて小さな実ができても、なかには落ちてしまうものもあります。これは生理的落果といって、木を守り、立派な実を残そうとする自然の働きなのです。「たいないゑやどしこむのも月日なり むまれだすのも月日せわどり」(おふでさき六号131)と教えられます。妊娠から出産までのあらゆることが親神様のご守護ですから、自然な流産も私たちには計り知れない親心からのお働きだと思います。「夫としての力不足」と言われますが、一緒に泣いただけで十分だと思います。励ますよりも、寄り添ってあげてください。流産を「一人亡くした」と思わずに、「すぐまた生まれてくる」と笑顔で待ちましょう。夫婦の絆を強めてくれた親孝行な子が、今度は元気に誕生するよう、どうぞ夫婦仲良くお過ごしください。回答者:西村和久 (一筋分教会長・「憩の家」事情部教師)