天理時報2021年12月15日号3面
白梅寮開設50周年お礼のおつとめようぼく保育士の育成半世紀布教部社会福祉課所管の天理教保育士育成委員会(村田幸喜委員長)が運営する白梅寮(石前修寮長)は昨年、開設50周年を迎えた。これを記念して5日、本部神殿で開設50周年お礼のおつとめが勤められ、在寮生や奈良県在住の卒寮生ら222人が参拝した。同施設は、ようぼく保育士の養成・派遣を求める教内の社会福祉施設の声を受けて開設されたもの。昭和46年の開設以来、1400人以上が卒寮し、全国各地の保育園や福祉施設で児童福祉活動に貢献している。おつとめの後、あいさつに立った松村登美和・布教部長は、〝ようぼく保育士〟の心構えに言及。人を育てさせていただくうえで、自分がしっかり育つことが何より欠かせないと語った。さらに、開設40周年における真柱様のお言葉を引用したうえで「教祖のひながたを通る、その姿勢自体を子供たちに伝えてほしい」と述べた。神殿修理屋根葺替鎮座奉告祭創立10周年記念祭|湖東大湖東大教会(佐治正一会長・滋賀県東近江市)はは10月31日、神殿修理屋根葺葺替替鎮座奉告祭ならびに創立立10周年記念祭を執り行った。当日は朝から雨が降り続いたものの、開式の時刻には快晴に。真柱様のメッセージを、大教会世話人の飯降政彦本部員が代読した後、参拝者は心一つにおつとめを勤めた。この後、佐治会長があいさつ。その中で、記念祭に向かう歩みを振り返ったうえで、「私たちはしっかりと勇んで、これから次なる時代を切り開いていかなければならない」と述べた。さらに、このたびの神殿の普請に寄せて、志を新たに、夢をもって陽気ぐらしへの道を歩んでいくことを誓った。なお、前日30日には飯降本部員祭主のもと、鎮座祭が執り行われた。(湖東大・小椋社友)創立10周年記念祭本部直属網島分本部直属網島分教会(寺田裕司会長・大阪市)は111月7日、創立10周年記念祭を執り行った。同教会では、おつとめとおさづけの取り次ぎ、ぢばへの伏せ込みを活動目標に掲げ、記念祭に向けてつとめてきた。当日は、新型コロナウイルスの感染対策を徹底し、参拝者をおつとめ奉仕員とし部内教会の代表者に限定。真柱様のメッセージを、分教会世話人の上田嘉太郎本部員が代読した後、陽気におつとめが勤められた。あいさつに立った寺田会長は「道は末代と仰せくださるように、網島の道も末代続くよう、教会設立の元一日をしっかり心に治め、喜びと感謝の心で、たすけの御用を勇んでつとめさせていただこう」と決意を述べた。(網島分・吐前社友)視点「9060問題」の移行期に高齢の親が、長年引きこも子供を支える「8050問題」と呼ばれる家族形態が、親子の高齢化・状態の長期化により「9060問題」へと移行し始めているという。「8050問題」とは、80代の親が50代の子供と同居して経済的に支援する状態をいう。これがさらに高齢化した状態が「9060問題」である。内閣府の調査にによると、ひきこもりの数は15~39歳で推計計54万1千人、40~64歳で推計計61万3千人。7割以上が男性で、ひきこもりの期間は7年以上が半数を占める。「8050問題」では、経済的的な負担や生活の困窮などが主主な問題であったが、「9060問題」へ進むと、親の介護や、親が亡くなり経済支援が無くなるケースなどが起こる。ひきこもりには、精神疾患や発達障害などにより周囲との摩擦が生じて引きこもる場合と、疾患や障害などの要因が原因とは考えにくい場合がある。後者は、受験や就職の失敗といった挫折体験、不登校やいじめなどの対人関係の問題が引き金となり、社会参加が難しくなってしまったもので、「社会的ひきこもり」とも呼ばれる。『社会的ひきこもり終わらない思春期』(PHP新書)で、ひきこもりの存在を広く社会に伝えた精神科医・斎藤環氏の話を聞いたことがある。氏は、親が精神科や行政の支援センターへ相談するなどして、ひきこもり本人との対応術を身につけることが先決だという。「8050問題」は、子供が引きこもったときに、親が外へ助けを求めず、家族だけで解決しようとすることが長期化の原因ともいわれる。外部からたすけの手を差し伸べることが求められている。私たちの周囲にも、ひきこもりに悩む家庭はないだろうか。本教では長年、さまざまなおたすけに取り組んできた。こうしたおたすけ活動の蓄積は、教区・支部というつながりの中で、一人ひとりの力を生かすおたすけネットワーク”となり、出口の見えない問題に悩む家族への導きの手になるのではないだろうか。(加藤)陽気ぐらしのヒント人生相談長男の結婚相手に不満Q40代未婚の長男が先日、彼女を紹介してくれました。その相手は、2児のシングルマザーだったのです。結婚を考えているとのことで、夫は喜んでいますが、私は正直言って反対したい気持ちでいっぱいです。私が間違っているのでしょうか。(70代女性)Aおそらく、あなたがイメージしていた「嫁」とはかけ離れた人が現れて、驚いているのでしょう。あなたは相手の現状が受け入れられず、長男の今後を心配して、反対したい気持ちになっているのですね。それでも家族関係が悪くなることを恐れ、あるいは長男が結婚する機会を失うかもしれないと、反対するのをためらっているのでしょうか。「結婚を考えている」と両親に紹介するからには、息子さんは覚悟を決めているはずです。ご主人も賛同しているのなら、話はまとまる方向で進みそうです。事ここに至っては、ただ反対するのではなく、具体的にどういう心配をしているのかを息子さんに伝え、家族で話し合うことが肝心だと思います。当の二人がしっかりと心を定め、納得ずくで進むために、あえて苦言を呈するというのが、あなたの役割ではないでしょうか。結果はどうあれ、ただ感情的に「反対された」ということだけが残るのは不本意ですよね。息子さんがあなたの年齢になるまでの約30年間、どのような人生を送るかは、彼の、彼らの問題です。当人が納得して進むのなら、それを静かに見守るのがいいと思います。心配することで自分がそこに関わり続けるのではなく、彼らの幸せを、親神様教祖にしっかりお願いしてください。回答者西村和久一筋分教会長「憩の家」事情部講師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]