天理時報2021年12月15日号7面
世界遺産登録に大きく貢献第74回岩手日報文化賞受賞高田和徳さん今年7月に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つである、岩手県一戸町の御所野遺跡。「御所野縄文博物館」の館長を務める高田和徳さん(71歳・東南分教会信者・岩手県一戸町)はこのほど、同遺跡の調査研究や普及啓発に尽力し、世界遺産の登録の実現に大きく貢献した功績が認められ、第74回「岩手日報文化「賞」を受賞した。同賞は、各分野で功績のあった岩手県内の個人や団体を顕彰するもの。北海道、青森県、岩手県、秋田県の4道県に点在する17の縄文遺跡で構成されている「北海道・北東北の縄文遺跡群」。縄文時代草創期から晩期にかけての多様な遺跡を含んでおり、縄文時代(約1万5000年前~約2300年前)を総合的に捉えることができるのが特徴だ。なかでも、約5000年前から800年間にわたって存在したと考えられる大規模集落の御所野遺跡は、縄文社会の移り変わりを分析するうえで極めて重要とされる。太古から受け継がれる”祈り”S平成元年から御所野遺跡の発掘調査に携わってきた高田さんは、14年の御所野縄文博物館のオープンに伴い、同館館長に就任。およそ30年にわたり、調査研究や史跡公園の整備や縄文建物の実証的復元などに取り組んできた。高田さんは、同遺跡の特徴について「800年間の後半は、各集落から人々が集い、祈りを捧げる祭祀エリア〟としての色合いが濃くなっていった」と解説する。その背景には、縄文時代中期から後期に始まった、気候変動による寒冷化がある。これにより、食糧難などから人口減少が進み、自然への畏怖の念から祭祀や祖先崇拝などの「祈り」を重視する傾向が見られるようになり、各集落から人々が集まる「環状列石」と呼ばれる祭祀施設が出現した。高田さんは「当時の人々は、自然に生命が宿ると考え、儀礼や祭祀を通して自然への感謝を捧げたり、死者を墓に埋葬して弔ったりした。〝祈りの心を大切にする日本人の習慣は、いまを生きる私たちの心にも脈々と受け継がれていると思う」と話す。また高田さんは、このたびの受賞について、「世界遺産の登録が実現できたのは、ひとえに多くの方々に支えていただいたおかげ。30年間、人に恵まれてきたことを誇りに思う」と語った。■御所野遺跡ホームページはQRコードから閲覧できます御所野遺跡を代表する土屋根の竪穴住居(写真=御所野縄文博物館)叙勲少年更生にに尽力して30年瑞宝双光章三重の濱口義昭さん濱口義昭さん(73歳度會分教会長・伊勢市)は、教誨師として対象者の更生保護に尽力した功功績を認められ、「瑞宝双光章」を受章した。平成3年、教区からの推薦を受けて教誨師を委嘱された。以来、少年院の教誨師として、お道の話を理解しやすいように、教えをかみ砕いて説くことを心がけてきた。また、対象者と面会する際には、陽気ぐらしを意識して、周囲の人や家族に喜んでもらうことを大切にしてほしいと伝えている。濱口さんは「初めは分からないことが多かったが、研修会などを通じて、より良い更生支援のあり方について考えを深めてきた。これからも、対象者が『人をたすけてわが身たすかる』の気持ちをもって人生をやり直せるように努めていきたい」と語った。訃報篠崎みよしさん(86歳・京城大・立龍分教会長)9月23日出直された。京都教区。滝道子さん(83歳・東神田田大・天陽分教会長夫人)10月18日出出直された。大阪教区。柳田文子さん(90歳・名東大葉野分教会前会長夫人)10月24日日出直された。婦人会名東支部委員を務めた。徳島教区。川平伊津美さん(88歳・東愛大・富士宮分教会3代会長)11月5日出直された。静岡教区。野田義正さん(96歳・東愛大・金名分教会前会長)11月7日出直された。大教会准員、緑区支部長を務めた。愛知教区。根兵俊恵さん(88歳・池田大・鶴國分教会前会長夫人)11月13日出直された。舞鶴支部婦人会主任を務めた。京都教区。吉田猪二さん(91歳・山陰大・陽意分教会2代会長)11月23日出直された。島根教区。藤澤照代さん(91歳・西宮大・沼貫分教会長)11月25日出直された。兵庫教区。三浦道子さん(82歳・佐野原大・龍南分教会前会長夫人)11月25日出直された。中駿東支部婦人会主任を務めた。静岡教区。堀内悠久さん(76歳・南海大松鳳分教会長)11月26日出直された。西北一支部長を務めた。藍綬褒章を受章。青森教区。春木キヌ子さん(100歳・高安大・扇橋分教会前会長)11月27日出直された。埼玉教区。飯島菊子さん(96歳・本芝大・本芝月分教会前会長夫人)11月27日出直された。東京教区。丸木聖子さん(89歳・紀陽大・南盛分教会前会長夫人)11月28日出直された。和歌山教区。