天理時報2021年12月1日号3面
少年会京都教区団「京都イキイキひのきしんデー」親子で保津川のごみ拾い現在、各地の教会や教区・支部では、道の子弟育成のさまざまな取り組みが進められている。少年会京都教区団(安村真一郎団長)月17日、「京都イキイキひのきしんデー」と銘打った行事を開催した。この行事は、保津川遊船企業組合が主催するツアー「かめおか保津川エコna川下り」に参加する形で行われたもの。当日は少年会員・育成会員合わせて約60人が参加した。参加者たちは、豊田知八同組合代表理事(55歳・嵐山分教会教人)から、保津川の環境保全活動について説明を受けた後、約1時間にわたって親子で河川敷のごみ拾いを実施。続いて、保津川の川下りを体験した(写真)。安村団長は「子供たちには、社会や地域に貢献できる大人に育ってほしい」と話した。(京都・白髭代表社友情報提供)なお、豊田さんが代表理事を務める保津川遊船企業組合は先ごろ、環境保全功労者表彰式(主催=京都府)において、「京都水づくり部門」で表彰を受けた。豊田さんは「長年にわたる保津川のプラごみ清掃活動の取り組みが認められてうれしく思う。受賞をきっかけに、保津川の環境保全活動に関心を持ってくださる方が一人でも増えれば」と語った。創立130周年記念祭越乃國大越乃國大教会(宇野美和会長・福井県敦賀市)は11月3日、創立130周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念祭に向けての活動方針「つとめ一条」のもと、日々、月々のおつとめに真実を込めて祈念し、にをいがけ・おたすけ、おさづけの取り次ぎに力を注いできた。さらに、7月から9月にかけて実施された大教会構内の整備ひのきしんにも、ようぼく・信者が喜びの汗を流した。迎えた当日は、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、神殿参拝場のほかにも参拝場所を設けた。また、大教会祭儀奉仕員以外のようぼくも、おつとめ衣で参拝した。祭典では、真柱様のメッセージを大教会世話人である中山治信本部員が代読。続いて、おつとめを一手一つに勤めた。この後、あいさつに立っ宇野会長は参拝者へのお礼の言葉とともに、「今日を一つの節目、新たな門出として心を切り替え、次なる塚に向かいたい」と決意を誓った。(越乃國大・上田社友)視点純粋に「一生懸命」に一年回顧には気が早いが、今年の10大ニュースに、大リーグの大谷翔平選手の偉業が入るのは間違いないだろう。ア・リーグMVP(最優秀選手)に満票で選ばれたニュースは、太平洋を越えて大きな話題となった。投打の〝二刀流〟という前代未聞のスタイルで、野球の発祥地アメリカを熱狂させたことは、日本人として誇りに思う壮挙だ。昨年来のコロナ禍で、世界中に不安が広がるなか「2021年は本当に特別な年だったため、歴史的偉業を評価することが大事」「国際的スターが完璧なタイミングで現れた」として、大リーグコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は7年ぶりに特別表彰したほどだ。大谷選手の大躍進の背景をるマスコミ報道は後を絶たない。なかでも、先ごろのNHKの特集番組は、少年期からの心の成長にスポットを当てていて興味深かった。小学2年生で野球を始めた大谷選手のコーチは父親だった。元社会人野球の選手で、リトルリーグの指導者として息子に手ほどきをした。父と子は、野球の交換ノートを通じて〝言葉のキャッチボール”を続けた。その中で父が繰り返し強調したのは、「一生懸命」だった。元気に声を出す、キャッチボールも走ることも、「誰でも最初は下手。でも、今できることを一生懸命にやる。地道に一生懸命やれば、成長につながり、必ず良いことがある」。それは父の信念だった。「一生懸命」の姿勢は日常生活にも及んだ。花巻東高校時代、大谷選手は一流になる成長課題の一つに「ゴミ拾い」を挙げた。「ゴミ拾いは〝運”を拾う」という野球部監督の教えを素直に実行し、今も続けている。プレー以外の謙虚で衒いもない振る舞いや温和な人柄も、国や世代を超えて多くの人々を魅了した。何事も効率重視の世の中で、少年のように純粋に野球を楽しみ、技術と精神を少しでも成長させようと努力する大谷選手は、いわば愚直なまでの「一生懸命」の大切さを再認識させてくれたように思う。「おさしづ」に、「純粋一つから始めば、純粋一つの道と「成る」(明治23年5月15日)とある。一年を締めくくる前に、新年に向けて、純粋に「一生「懸命」になることをお互いに見いだしたい。(松本)陽気ぐらしのヒント人生相談孫に甘い義母と衝突してしまうQ二人の娘を育てる中で、何でも孫の思い通りにさせる義母と、たびたび衝突してしまいます。子供にとっては板挟みの状態なので、私自身が義母との接し方を改めなければならないと思うのですが………。義母と今後どう向き合っていくべきでしょうか。(30代女性)A子育てに方針を持って取り組む姿勢は、とても素晴らしいと思います。私がアメリカやヨーロッパで子育て支援をしているときも、同じような悩みを抱える人が多くおられました。世界中で起きているこの悩みについて、効果的だった解決策を四つ提案させていただきます。①「食事中はジュースではなく、お茶を飲む」など、具体的な約束と理由を親が子供に伝え、子供がルールを守れたら褒める。また、用紙にシールを貼ったり、サインをしたりして、それが貯まれば小さなお菓子と交換する仕組みを作ると、祖父母の前でも子供は自ら約束を守ろうとします。②口約束では忘れることもあるため、その約束と理由を書き物にして皆が見られるところに張り、祖父母にも協力をお願いする。③祖父母は孫の喜ぶ姿を見たい一心で、物やお菓子を買い与えているかもしれないので、カルタや将棋など、祖父母が体力的に無理をせずとも孫と楽しめる遊びを提案する。無理のない範囲での遊びを通して子や孫の喜ぶ姿を見られることは、豊かな家庭生活につながります。最後に四つ目として、周囲で同じ悩みを抱えている人をたすけさせてもらうと、この流れに追い風が吹き、さらに家庭生活が円滑で豊かなものになるでしょう。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー見栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]