天理時報2021年11月17日号3面
オンラインで実技を学ぶ「スキルアップウェビナー」少年会本部(西田伊作委員長)は10月30日、「スキルアップウェビナー」を初開催した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、さまざまな活動が制限されるなか、少年会本部ではYouTube上の「みちのこチャンネル」での動画投稿や、「オンラインdeレクリエーションセミナー」の開催など、インターネットを活用した子弟育成の取り組みを進めている。スキルアップウェビナーも、その一つ。「ウェビナー」とは、「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた造語で、コロナ禍が続くなか、「多様実技をオンラインで学べる機会の提供を」と企画したもの。初回のテーマは「楽しい運動あそび」。冒頭、少年会本部の町田一隆・第三育成室主任があいさつし、「日常生活の中でできる遊びは、信仰の喜びを子供たちへ伝える有効な手だてとなる。今回学ぶ実技を積極的に活用し、教会における少年会活動を推し進めてほしい」と呼びかけた。この後、少年会本部のスタッフが事前に収録した動画で、子供と一緒に体を動かす遊びを紹介。参加者は、基本的な遊び方や実施する際の工夫点などを学んだうえで、オンラインの会話機能を活用して積極的に質問していた。参加者の一人、高橋邦和さん(38歳・盛岡分教会長・盛岡市)は「オンライン研修会は初めてだったが、親里で実際に参加しているときのよう充実した内容だった。今回学んだことを、室内オリンピックなどの少年会行事に生かしていきたい」と話した。次回は、11月28日午後1時から「親子で楽しむカンタン工作」をテーマに開催される。下記QRコードの公式LINEアカウントから参加申し込みができる。オンラインのセミナーでは、少年会行事で活用できる「楽しい運動遊び」を少年会本部のスタッフが紹介した(10月30日、少年会本部で)創立130周年記念祭6代会長就任奉告祭笠岡大笠岡大教会(上原明勇会長・岡山県笠岡市)は10月24日、創立130周年記念祭ならびに6代会長就任奉告祭を執り行った。同大教会では「陽気ぐらしを目指してたすけの輪を広げよう」の活動方針のもと、一人ひとりが身近なところからおたすけに励んできた。当日は、真柱様のメッセージを大教会世話人の島村廣義本部員が代読。おつとめの後、あいさつに立った上原会長は、御礼と感謝の言葉を述べた。続くビデオ上映では、笠岡の10年の歴史をまとめた映像と、合唱曲『かさおかの道』のリモート合唱の様子が流された。なお、このたびの記念祭・奉告祭は、参拝者をおつとめ奉仕者と教会長夫妻および布教所長夫妻に限定し、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して勤められた。(笠岡大・上原社友)視点新紙幣発行と暗号資産に思う約20年ぶりに新紙幣が発行される。定期的に改鋳や改刷が行われるのは偽造対策である。今回も最先端のホログラム技術により偽造が一層困難になる。また近年、脚光を浴びているものの一つに仮想通貨(暗号資産)がある。これはデジタル通貨の一種であり、物質的実体がない。現状では決裁手段というよりも、むしろ新たな投機や投資対象として流行しているようだが、ブロックチェーンという仕組みによって、やはり不正コピーは極めて困難である。そもそも通貨の本質は「交換の媒介」に帰着する。実物の紙幣であれ、インターネット上の数値データであれ、それが信用されて有形無形のものと交換できるという共通認識が人々の間になければ成立しない。偽札やコピーデータが横行すれば、通貨としての信用は失われてしまう。ところで、言うまでもなく信用のある通貨(お金)は生活に不可欠だが、それによって、あらゆるものが手に入るわけではない。教祖は「身上がもとや。金銭は二の切りや」(『稿本天理教教祖伝逸話篇』178「身上がもとや」)と仰せられる。何をおいても金銭以前に身上をご守護いただくことが第一であり、「おふでさき」に「ちかみちもよくもこふまんないよふにたゞ一すぢのほんみちにでよ」(五号30)とあるように、いたずらに利得を追い求めるのではなひたすらに教えに沿った道を歩むことを促されていると思う。また「おさしづ」に「理は見えねど、皆帳面に付けてあるのも同じ事、月々年々余れば返やす、足らねば貰う均勘定はちゃんと付く」(明治25年1月13日)とあるように、見抜き見通しの親神様には、いかなる偽りも通用せず、通りに与えがある。さらには「さあ実があれば実があるで。実と言えば知ろまい。真実というは火、水、風」「さあ実を買うのやで。価を以て実を買うのやで」(明治20年1月13日)とも教えられるように、誠真実を尽くすことで親神様の真実のご守護を頂くことが、何よりも肝心なのである。(三濱)陽気ぐらしのヒント人生相談息子の〝活字嫌い、どうすれば?Q中学1年生の息子の〝活字嫌い、に悩んでいます。読解力や論理力が低いため、勉強面や会話面で苦労しているようです。読書の習慣が身につくように、環境づくりに力を入れましたが、余計〝活字嫌い〟になってしまいました。(40代女性)A子育てに環境づくりは大切です。その際、何を与えるかは重要ですが、それ以上に、どのように与えるかが大事です。10年前、オランダの国立美術館で見た光景は、今も私の目に焼きついています。ある親子が大きな絵画の前で床に座っていました。母親の膝にいる幼児が絵画を見上げて、あちこち指さしています。それに母親が一つひとつ応えて、話をしていました。長い時間でした。親子の楽しげな時間と空間に見えました。親は子に大切なこと、好きなことを与えようとしますが、最初はそれが楽しいことであることが大事です。今からでも図鑑、漫画、絵本、地図などを使い、お菓子を食べながら親子の楽しい時間〟をつくってはどうでしょうか。しかし、これまでの努力にもかかわらず、息子さんの勉強面や会話面で苦労が多いことは、単に活字の好き嫌いだけではない別の問題があるのかもしれません。一度、専門家に診てもらうことをお勧めします。学校の担任や教育相談の先生に相談してみてください。親がわが子に望むこととして、苦手なことを克服させて平均的な人を目指すのも結構ですが、好きなことを伸ばして、「僕にはこれがある」と思えるものを持てば、生き生きと楽しい人生を歩んでくれると思います。回答者古市俊郎福之泉分教会長公認心理師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]