天理時報2021年11月10日号3面
来夏の“育成行事〟について名称、期間など未定10月26日の秋季大祭後、本部会議所で中田善亮表統領から来夏の育成行事”の方向性について発表があった。中田表統領は、現在コロナは落ち着いているが、来年の夏を想像すると、まだまだ予断を許さない状況であるとしたうえで、「従来通りの大規模な『こどもおぢばがえり』のような準備を進めることは考えづらい」と話した。そのうえで、来年夏の育成行事については、今夏に少年会が実施した「夏休みこどもひのきしん」のようなものを基本に、状況に応じて、できる範囲で、お楽しみ行事や仕込み行事などを盛り込んでいくことを考えていると述べた。最後に「名称、あるいは期間なども未定だが、短期間になると、どうしても人が集中するため、できるだけ長い期間を取って、人がばらけるようにし、そのうえで受け入れさせていただくことを考えて準備していく」と話した。同日午後の少年会団長会の席上、西田伊作委員長は、教会本部からの発表をあらためて伝えたうえで、「少年会では年の初めから、子供たちへのこまやかな丹精を心がけようと呼びかけてきた。できることをこつこつと積み重ねながら歩んできた姿が、宮森与一郎内統領の目には“芽生え、として映り、『その芽生えを大切にしてほしい』と秋季大祭の講話で述べられた」「『めばえ』が『ふたば』に、『あおば』『わかぎ』へと、活動がしっかり前に進むように、いま子供たちに何を与えさせていただいたらいいのか、そのために何ができるのかを考えていく」と語った。創立130周年記念祭山陰大山陰大教会(今西國直会長・京京都都府舞鶴市)は10月3日、創立130周周年記念祭を執り行った。同同大大教会では「設立の志を受継ぎ更なる御恩報じに徹しよう」の活動指針のもと、具体的な行動目標として「ひのきしんの徹底」を掲げて推進してきた。記念祭は、大教会での参拝をおつとめ奉仕者、教会長夫妻、教会代表者に限定したほか、参拝場のほかにも参拝場所を設けるなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した。また、ようぼく・信者に向けては、大教会参拝に代わる「ハガキで参拝」を呼びかけ、記念祭参拝ハガキを作成して配布。届けられたハガキは、神饌物とともに親神様の御前に供えられた。当日は、真柱様のメッセージ今西会長が代読。続いて、おおつとめが陽気に勤められた。この後、あいさつに立った今西会長は、山陰の道を末代続けるためには、先人の志を受け継いだ私たちが、次代に伝え、丹精させていただくことが肝心であり、大きな責任があると述べて、さらなる歩みへの決意を誓った。(山陰大・土井社友)本部人事10月26日付で、次の通り登用された。■本部青年深谷陽道、井筒春来視点気づきから心の切り替えへ日本国内の新型コロナウイルスの感染状況は現在、小康状態を保っている。親神様のお導きをありがたく思うとともに、多くの人が活動の自粛をはじめ、さまざまな努力を重ねた結果の現れだと思う。しかし、流行が収収まっている今だからこそ、そそれぞれ個人が警戒心を緩めず、手洗いなど油断なく感染症対策を継続していくことが大切だ。この病気の流行が世界で始まって、もうすぐ2年になる。中国で集団感染が発生し、世界保健機関(WHO)に初めて報告されたのが2019年1月31日。確定された最初の患者の発症は12月8日と発表されている。日本で感染が拡大し始めてからは1年半余りが経つ。ここまでの間、あらゆる人や組織が活動を縮小し、生活や業務のあり方を転換したり、場合によっては休止したりすることを余儀なくされした。各人がいろいろなことを考えざるを得ない中で、あらためて大切なことを再確認したり、新たな気づきを得たりした人も少なくないだろう。今年5月、日本経済新聞が「新型コロナが私たちに気づかせたものとは?」との題で読者投稿を募り、紙面と電子版に掲載した。読み返すと、「当たり前がいかにもろいかを感じた」「政治判断が生活に大きな影響を及ぼすことを思い知った」「キャッシュレスが進み、その利便性に気づいた」など多様な内容が載っていた。その中で、心のあり方や助け合いの大切さを述べたものも多かった。「未知の病原体におびえて医療関係者を差別したり、孤独に耐えきれず会食に繰り出してしまう心の弱さこそ人間の特徴」「効果的にパソコン画面で会話するためには、内面からにじみ出る人間性を醸成することが求められる」「弱い者同士が支え合い助け合えるようになれば、世界は今よりもずっと暮らしやすくなる」などだ。親神様は、世界的なこの事情を通じて、世界中の人間の心の切り替えを求めておられるように思う。感染症対策を忘れないこととともに、心の切り替えを目指していきたい。(松村登)陽気ぐらしのヒント人生相談実家の母の長電話を断り罪悪感Q今春、実家の父が亡くなってから、母がたびたび電話をしてくるようになりました。そんななか、毎回の長電話に、先日つい冷たい言葉をぶつけてしまいました。以来、母からの電話はなくなりましたが、これからの母との関わり方に悩んでいます。(50代女性)Aお母さんは、以前はお父さんに話を聞いてもらっていたのでしょう。あなたが、その代役を担っていたのかもしれませんね。娘ならではの親孝行です。きっとお母さんの急場の寂しさを埋めることができたと思います。けれども、あなたにも生活があり、いつも長電話の相手ができるわけではないので、べったりと頼られては困ると思います。加えて、お母さんがあなたに愚痴を聞いてもらって気持ちが軽くなった分、あなたの気が重くなることもあります。それでも多少無理をして聞いていたのですね。冷たくあしらってしまったということですが、それも娘ならではの反応で、自然なことではないでしょうか。ちょうどいいタイミングだったかもしれません。その反応も、後悔も、私は悪くないと思います。そうしたことを通じて、ちょうどいい距離感ができてくるのではないかと思います。謝っても謝らなくてもいいと思いますが、「お母さん、元気?」と、あなたから電話をかけてみては。その際「もうすぐ○○だから、20分くらいしか話せないけれど」と、前置きしてもよいでしょう。教祖は「親に孝行は、銭金要らん。とかく、按摩で堪能させ」とおっしゃったということですが、離れている場合、電話がその代わりになるかもしれませんね。回答者西村和久一筋分教会長「憩の家」事情部講師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]