天理時報2021年11月10日号4面
ルポ少年会山口教区団第1回総会「ぼくたちの!「みんなわくわく大作戦!』」〝地域の合力”で道の子弟育成コロナ禍の影響により、「こどもおぢばがえり」をはじめとする子弟育成行事が相次いで中止を余儀なくされるなか、各地の教会や教区・支部では、地域での道の子弟育成の取り組みをさまざまに進めている。既報の通り、少年会山口教区団(宗綱達哉団長)は先ごろ、少年ひのきしん隊山口教区隊の「結隊式」をあらためて挙行し、常時活動の充実を図っている。こうしたなか、同教区団では独自の育成行事として、「ぼくたちの!『みんなわくわく大作戦!』」と銘打った第1回総会を10月31日に開催した。いまできる地域での子弟育成の取り組みに密着取材した。10月31日午前10時前。秋晴れのもと、山口市内の山間部にある旧篠目小学校の敷地に、山口教区管内の少年会員とその家族が続々と集まってきた。受付で一人ひとりが検温と手指消毒を済ませると、参加者は体育館内へ。少年会山口教区団の第1回総会の式典が行われた。その席上、山瀬文男・同教区主事(48歳・山陽大教会長)が、少年会長である真柱様の告辞を代読してあいさつ。この後、司会が「『みんなわくわく大作戦!』を開始します」とアナウンスすると、少年会員たちは一斉に屋外へ駆けだした。体育館横のスペースでは、「こども広場」と銘打ち、メダカすくいや射的、紙芝居などのブースを、同教区管内の12支部がそれぞれ設けている。育成スタッフ総勢約70人がひのきしんに当たるなか、少年会員たちは列になって、順番にアトラクションを楽しんだ。ヨーヨー釣りをする2歳の息子を見守っていた米島美奈さん(40歳・周海分教会教人)は、親子3人で参加。「小さい子供でも楽しめるように準備してくださり、とてもありがたい。地域の教友の皆さんとも、久しぶりに顔を合わせる機会になった」と笑顔を見せる。同教区団の宗綱団長(5歳・竜宮野分教会長)は「これまで『こどもおぢばがえり』を頼りに教区の育成活動を進めてきたが、コロナ禍で簡単におぢば帰りができない状況になり、あらためて地域での道の子弟育成の重要性を感じた。お道を信仰していれば間違いないということを、一人でも多くの子供たちに伝えたい」と熱っぽく語る。育成スタッフの経験生かして同教区団では、コロナ禍となって以来、宗綱団長を中心に地域での子弟育成のあり方を模索し、昨年の同時期に総会を計画。しかし、コロナの感染状況が収まらなかったことから、やむなく総会を延期し、独自の「鼓笛お供演奏」のみ実施した。その後、今夏の「こどもおぢばがえり」も中止を余儀なくされたことを受け、延期していた総会の内容を再検討。各支部の少年会スタッフが毎月集まって会議を持ち、当日に向けて準備を進めてきた。総会の始めに式典が行われた(10月31日、旧篠目小学校で)少年ひのきしん隊の隊員と共に、『ありがとう!夏のおぢば』のダンスを踊った(同)