天理時報2021年10月20日号3面
時報手配り179支部で再開道友社既報の通り、道友社では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今年6月の発行から月1回の合併号を設けてきた。また、「緊急事態宣言」が発出された地域での手配りひのきしんを一時休止し、郵送による直送へと切り替えを行った。全国的に感染が拡大した8月には、計2都道府県に宣言が発出されたことにより、多くの支部で手配りの休止を余儀なくされた。その後、9月末に宣言が解除されることを受け、10月以降の発行を月4回に戻すことに。さらに、地域活動が徐々に再開される見通しとなったことから、手配り活動も再開に向けて各教区・支部と調整を重ねてきた。こうして、10月15日号の発送分では、宣言により休止していた支部のうち、179支部751拠点で手配りひのきしんが再開された。その一つ、東京教区荒川支部で長年ひのきしんに携わる比見佳子さん(48歳・行楽分教会長夫人・荒川区)は「久しぶりの手配りで、ご高齢の方々の元気な姿を見ることができて安心した。これからも地域の人とのつながりを大切に、時報を教友のお手元に届けたい」と話す。一方、神奈川教区小田原支部で6年前からひのきしんを続けいる高砂昇さん(76歳・本國分教会ようぼく・小田原市)も「数カ月ぶりの手配りひのきしんで、いつも庭先で声をかけてくださっていた方のお宅にお届けすることができた。いつもと変わりない元気な姿が見られた」と話していた。コロナ下も教友の手配りで『天理時報』が届けられている創立131周年記念祭北陸大北陸大教会(小原万太郎会長・福井県小浜市)は1日、創立131周年記念祭を執り行った。同大教会は昨年10月に創立130周年記念祭を執り行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期を余儀なくされた。こうしたなか、「元一日に復り、ひろげようおたすけの喜びを今こそ北陸の底力を」の活動方針のもと、一人ひとりがおつとめとおさづけの取り次ぎに力を注いできた。当日は、真柱様のメッセージを大教会世話人の中山慶治本部員が代読。おつとめの後、あいさつに立った小原会長は、御礼と感謝の言葉とともに「北陸131年の歴史を振り返ると、いかなる苦難の道も、をやの声を信じた先人・先輩の真実の伏せ込みにより、今の北陸の道がある。真柱様のメッセージを胸に、今の私たちが陽気ぐらしへの道を末代にしっかりと伝えるとともに、現在のコロナ禍が一日も早く終息することを願い、一手一つにたすけ一条の道を歩ませていただこう」と決意を述べた。なお記念祭は、参拝者をおつとめ奉仕員と各教会の代表者に限定し、感染防止の対策を徹底して勤められた。(北陸大・村松社友)視点心定めを行動に移すとき新規感染者が過去最多となった新型コロナウイルスの感染拡大の第5波が収束に向かい、各地の新規感染者も急減している。減少の理由について専門家は、普段会わない人との接触の機会が増える夏休みが終わったことや、ワクチン接種が進んだこと、人流の抑制がなされたことなど複数の要因を挙げているが、完全な解明には至っておらず目下、分析が進められている。ともあれ9月30日に「緊急事態宣言」が解除され、10月に入って感染状況が落ち着きを見せたことで、人々の心にゆとりが生まれたことや、世の中がにぎわいを取り戻しつつあることは結構なことだと素直に喜び、ご守護に御礼申し上げたい。しかし、感染症が流行しやすい冬になれば、第6波となる感染の再拡大も心配される。これまで堅持してきた基本的な感染対策を緩めることなく、日常生活を営むことが肝心だ。気を緩めることなく、という意味では、私たちの信仰生活にも同じことが言える。おふでさきに「みのうちにとのよな事をしたとてもやまいでわない月日ていりや」(十四号21)「せかいにいこれらとゆうているけれど月日さんねんしらす事なり」(同2)とあるように、感染症による身上や世界の事情は神の「手入れ」であり、「残念」の思召の現れとお示しいただいている。そして続くお歌には、「これからハ心しいかりいれかへてよふきづくめの心なるよふ」(同24)とお説きくだされている。この感染者急減は、「よふきづくめ」の心定めを、いよいよ行動に移すときが来たと捉えたい。方、おさしづには「身の内と聞いた時だけ。一日経ち十日経ち言うて居る間に、二十日経ち遂には忘れる」(明治2年11月15日)とお示しいただく。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということにならないように、これまでの「負」の経験を「喜び」の台にして、ご恩報じに、お望みくださる互いたすけ合いの陽気ぐらしの実行に、それぞれ動きだしたい。(諸井)陽気ぐらしのヒント人生相談娘からの相談を避けがちにQ中学2年生の娘から学校生活の悩みを相談されるのですが、具体的な対処法が分からず、ただ話を聞くことしかできません。しかし、それで問題が解決することはなく、最近では無力感もあって、娘からの相談を避けがちになっています。(30代女性)A問題解決には大きく分けて二つの方向があります。一つは実際に問題を解決する行動や方法を見いだして、解決できるように教えて練習する方向です。二つ目は、誰かに悩みを聞いてもらい、共感してもらうことで問題点が整理され、解決する力を得て、自ら解決へ向かう方向です。子供の安全に関わるような問題の場合は、学校や関係機関に相談して一つ目の方法を進めますが、そうでなければ、二つ目の方法でいい場合もあります。主なステップは①相談内容を聞いて要約する「受容と確認」2何が一番つらいのかを聞き、共感の言葉をかける「受容と問題の整理」③「何か私にできることは「ある?」と「応援」する――。この三つがあれば、娘さんは安心して悩むことができますし、自分で答えを見いだすこともできるかもしれません。あなたが無理に解決策を見つけずとも大丈夫なのです。いったん心を落ち着け、先のステップを試してみてください。そして、娘さんとの関わりが「悩み相談」のみになっていないか点検してください。うまくいっていることを「褒めて励ます」関わりを増やすことも効果的です。最後に、あなた自身が親神様に悩みや問題の解決だけでなく、より多くの感謝を申し上げてみてはどうでしょうか。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]