天理時報2021年10月20日号4面
1年半が経ち、読書会の取り組みが軌道に乗りだした矢先、新型コロナウイルスのパンデミックという予想もしない事態が起こった。「楽しみにしている人がいるし、なんとか続けたい……………」悩んだ末に「オンライン読書会」を思いついた。時間を合わせるだけで、集まる必要がないこの読書会には、地域や世代を超えて教友が集まるように。月に4回、多い日は15人の教友たちと共に、原典や教義書に親しみ、ねり合っている。回を重ねるにつれて、kamekayoさんは、周囲の人に腹が立つことがあっても、まずは自分の心に矢印を向け、あいさつや感謝の言葉をかけられるようになったという。やがて、人間関係も少しずつ良くなっていった。今日もいい一日でした。(中略)周りの人に不足させずに済んだこと。笑顔で丁寧に接することができたこと。おやさまを心に感じて過ごせたこと。今生きているということ。夫と会話して笑っていること。仕合わせ。夫は自宅でも仕事をする。そんな日は私が帰宅すると、「お前がかえってくると家の中が明るくなるなぁ」と言ってくれる。嬉しいなぁ。神様が喜んでいるのかなあ。教えを実行に移すことが、自身と周囲の幸せにつながることを実感するようになったその後、持ち前の好奇心を発揮して、インスタグラムやユーチューブなどを使ったお道の本の朗読のチャンネルや、オンライン「声でつながるおふでさき」、オンラインカフェ「KAMEKAYOBUCKS」などの取り組みを順次スタートさせていく(コラム参照)。信仰の喜びから布教実動へオンライン読書会を始めて半年後、これまで苦手意識のあった路傍講演にチャレンジしたいと思い立つ。SNSで知り合った男性教友と共に、初めてJR品川駅前で路傍講演を行った。以後、同駅前で週1回にをいがけをすることも心定めした。しかし、実際に街頭に立つと足が震え、通行人の視線が気になって目も開けられない。心が折れそうになったとき、たまたま通りかかった見ず知らずの教友が声をかけてくれた。「私も天理教です」「勇気をもらえました」その言葉を胸に、時には一人で、時にはSNSで知り合った教友と一緒に、布教実動に励んでいる。にをいがけもおたすけもひのきしんも読書会も、どれも相手に求められているわけではない。自己満足。つい「こうするべき」と思いがちなので、常に自分に確かめる。「心からやりたい」と思っている?それをせずにはいられない。心のほとばしりがある?心が喜ぶ方へ行く。エネルギッシュで前向きな人柄と純粋さは、周囲の人をおのずと巻き込んでいくkamekayoさんは、SNSを通じての教友との出会いを振り返り、こう語る。「『仕合わせ』とは、人との巡り合いのことだと、辞書にあった。以前、『しやハせをよきよふにとてじうぶんにみについてくるこれをたのしめ』(おふでさき二号42)の幸せとは、〝仕合わせ、のことではないかと聞いたことがある。SNS上での教友との巡り合いこそ、神様がおっしゃる〝仕合わせ、と実感している。これから、どんな仕合わせが待っているのかと想像するだけでワクワクする」思い通りになってくることがしあわせではない。どんなことも心通り。神様が良きようにしてくださる。思い通りの人生だったら、つまらない人生だったかも。なんでこうなるんだろう?なんでしてくれないんだろう?そういうことがたくさんあったけど、だから今こんなにもしあわせ。「天理教を信仰していてよかった」と、今つくづく実感しているkamekayoさん。明日もネットとリアルの両方の世界で、教えを求め伝える文=木村一正、写真・動画=中野理弘kamekayoさんが教友と共に布教実動に取り組む様子などを、右記QRコードから見ることができます。コラムSNS上でのさまざまな取り組み※インスタグラムやズーム、ユーチューブなどで時間や曜日を決めて①~⑤の取り組みを行う。その頻度は週5、6回にも及ぶ。オンライン読書会→原典や道友社の刊行物を中心に、参加者による本の輪読、意見交換を通じて教理理解を深める。②YouTube「kamekayoお道の本の朗読」『稿本天理教教祖伝』や道友社の刊行物(『おふでさき通訳』など)をkamekayoさんが朗読する。③声でつながるおふでさき→教祖の温もりにふれるひと時を過ごすことを目的に、参加者による「おふでさき」の輪読、意見交換などを行う。4C昼休みに声でつながるオンラインカフェ「KAMEKAYOBUCKS」(カメバ)→勤める会社の昼休みを利用して、ズーム上に教友が集合。信仰談議に花かせる。声でつながるオンラインカメバ、女性版→女性限定のカメバ。女性ならではの悩みを気軽に相談できる機会を設けている。kamekayoさんツイッターkamekayohインスタグラム