天理時報2021年10月20日号5面
特別企画教えを拠り所に今を生きる50代女性ようぼくハンドルネーム(ネット上の通称の意)kamekayoさんコロナ下でツイッターインスタグラムなどSNSを活用教友とのつながりが〝勇みの種〟に新型コロナウイルスの感染拡大以降、教内のさまざまな活動が中止を余儀なくされるなか、インターネットを活用して“求道の日々〟を送る50代の女性ようぼくがいる。ハンドルネーム「kamekayo」さんは、仕事と家事を両立しながら、日常の“すき間時間、にツイッターやインスタグラムなどのSNS上で「オンライン読書会」などを開いている。こうした取り組みを通じて、地域や世代を超えた教友たちと交流し、共に教えを深めている。また最近では、教友とのつながりを“勇みの種〟に、会社の休業日に路傍講演などのにをいがけ実動も始めている。コロナ下にあって、教祖の教えを心の拠り所に今を生きる女性ようぼくの姿を、彼女のこれまでのツイートを交えながら紹介する。10月初旬。「緊急事態宣言」が解除され、仕事帰りのサラリーマンで溢れる東京・品川駅前で教友と共に路傍講演をする女性がいた。その表情は信仰の喜びに満ちている。この日、会社の休みを利用して、布教の家「東京「寮」の寮生らと共に終日にをいがけに歩いたのに、疲れた様子は見えない。ネット上で「kamekayo」と名乗る女性は、都内の大教会に所属するようぼく。そのハンドルネームには、つなぎの役割を担うカメに自分を重ね合わせ、人と人をつなぎたいという思いが込められている。原点となった母親の身上4年前、信仰熱心な母親が倒れ、病院へ運ばれた。「命の保証はない」という思いもよらぬ医師の宣告にショックを受けたが、頭に浮かんだのは親神様のことだった。約30年前に未信仰の夫と結婚して以来、教会から足が遠のいていた。最近では、仕事と家事の両立に疲れを感じ、周囲の人に対して不足ばかりを募らせていたことから、自身の心づかいを反省した。そのうえで、母親のたすかりをひたすら願った。1週間後、母親は一命を取り留めた。とはいえ呼吸が苦しく、声も発せられない状態だったが、kamekayoさんがおさづけを取り次ぐ際には、きちんと両手を合わせた。その姿を見るうちに「親神様、そして母は、私に何を伝えたいのか」と考えるようになった。その答えを求めて、都内の大教会へ日参して御用に励み、自ら教理勉強に努めた。その中で悟ったことがある。「母は一生懸命に通ってきた信心の道を、私や兄弟に伝えたかったのではないか。私の心が変わるまで、待ってくれているのでは――」kamekayoさんは「母の信仰を受け継ごう」と決心。まずは、共に教えを学ぶ教友とつながろうとツイッターを始め、教友がネット上に発信する教えやお道の考え方にふれた。Tiwtter上のみなさんの投稿でたくさん勉強させていただきました。少しでも実行して身につけられるように、ノートに書いて日々読み返したいと思います。アカウントを開設したばかりのころのツイート。教友の発信に刺激を受ける平成30年、母親は安らかに出直した。悲しみは深かったが、kamekayoさんの心は母への感謝の思いに満たされていた。「お母さん、これからの私を見守っていてね」教理を深め取り組む中で母親が亡くなった翌月、ある教友との出会いをきっかけに、大教会を会場に「読書会」を始めた。一人で教理を深めることに難しさを感じていたため、お道の本を教友と一緒に読もうと思ったのだ。しかし、当初は参加者が少なかったり、感想をうまく聞き出せなかったり、失敗の連続だった。それでも試行錯誤を繰り返した。相手をよく観る。よく知る。心に寄り添う。優しい言葉をかける。よく聴く。それを続けることをこの場で学んだ。やってみると、相手の中にあるキラキラと光る徳分が見えてくる。(中略)引き出しのご守護だ。大教会を会場に始めた読書会が、その後の活動につながっていく