天理時報2021年10月13日号5面
〝いまできる”にをいがけをドキュメント「ようぼくの実動日」「この人になら、お道の教えを伝えられる」――。9月28日から30日かけての「ようぼくの実動日」に、いまできる、にをいがけに勤しんだ、各地の教友の姿をドキュメントで紹介する。天理市在住の尾種栄春さん(50歳・手柄山分教会教人)は、お道のエッセンスを分かりやすく伝える四コマ漫画を制作し、日ごろから自身のSNSにアップしている。また、4ヵ月前からはコロナ禍で不安を抱える未信仰の人向けに、新たに十二コマの漫画も投稿するようになった。こうしたなか、「にをいがけ「デー」に合わせて「たんのう」や「八つのほこり」などの教えをテーマにした十二コマ漫画の総集編をネットに上げた。尾種さんは「自分にできるにをいがけの形として、これからもお道の教えを分かりやすく理解できるコンテンツを発信していきたい」と話す。教区独自の取り組みも現下での新たな形の「にをいがけデー」の実施に当たり、独自の取り組みを推し進める教区もあった。宮城教区(加藤元一郎教区長)は、「TOYOU(あの人へ)プロジェクト」と銘打った取り組みを推進した。この取り組みは、いまだ信仰に至っていない家族や近親者、普段から付き合いのある隣近所の人、職場の同僚や友人、知人の中で「この人になら、お道の教えを伝えられる、伝えたい」という人に働きかけることを目的としている。その内容は、まず教区内のようぼく・信者が、事前に配布された「私のにをいがけカード」に相手の名前や伝える内容を記し、所属教会や地域の教会に届ける。各教会では、「ようぼくの実動日」である3日間、お願いづとめが勤められる。一方、ようぼく・信者は、「カード」に記した内容のにをいがけに取り組むというもの。会社員の佐藤陽子さん(56歳・向山分教会ようぼく・仙台市)は、「にをいがけデー」に合わせ、妹夫婦に宛てて手紙を書くことを決め、その旨を「カード」に記した。佐藤さんの妹・広江さん(50歳・同信者)は、未信仰の男性との結婚を機に教会から足が遠のいていた。こうしたなか、半年前のある日、広江さんから義弟が精神的な身上を患い、入退院を繰り返していると告げられた。佐藤さんは当時、お道から離れつつあった妹夫婦のことが気がかりだったものの、二人に寄り添うことができていない自身を省みたという。「にをいがけデー」の教区の取り組みを知った佐藤さんは、少しでも妹夫婦に成人してもらいたいとの願いを込めて、手紙に自身の思いをしたためた。佐藤さんは「妹夫婦をお道につなぐためにも、まずは私自身が、日々の生活の中で信仰実践を意識していきたい」と話した。道友社は、「にをいがけデー」の特別企画として「身近な人に本を贈ろう」キャンペーンを実施した。これは、コロナ禍のなか、なかなか会うことができない身近な人へお道の書籍を贈り、にをいがけの一助としてもらうもの。徳島県勝浦町の今津善野さん(75歳・生比奈分教会ようぼく)は、本紙広告でキャンペーンを知り、『たんていまーしーかぽかおひさまのひみつ』を購入。未信仰の息子の妻へ贈り、「孫に読み聞かせて」と伝えた。今津さんは「これからも、お道の本や『天理時報』を活用して身近な人に信仰の素晴らしさを伝えていきたい」と語った。教友の中には、SNSでお道の教えの一端を発信する人も(上)”身近な人へのにをいがけ”を意識し、気になる人に手紙をしたためた(中央)道友社のキャンペーンには、22件の申し込みがあった(5日現在)