天理時報特別号2021年11月号8面 2021年11月1日 この記事を読むにはJavaScriptを有効にする必要があります。ブラウザの設定からJavaScriptを有効にしてください。 JavaScriptを有効にする方法を確認する yamanobenomichi_kokoronokei山の辺の道心の景景行天皇とヤマトタケルススキが夕日に輝く、秋の山の辺の道。金剛山を背景に、大和三山の畝傍山と耳成山が霞んでいる。手前右側の森は、第12代景行天皇の陵墓だ。この天皇の名に親しみを覚える人は、歴史ファンでも、そういないだろう。では、ヤマトタケルの父親といえば、どうだろう。少年時代から勇猛だったヤマトタケルは、父の命で若くして諸国を転戦。生涯を戦いのなかで過ごした。それは、父がこの息子を恐れ、遠ざけたためと『古事記』にある。かたや、息子は父に認められたいがため奮闘した。しかし、ついに現在の三重県で絶命する。その際、望郷の歌を詠んだ。「倭は国のまほろばたたなづく青垣山隠れる倭しうるはし」景行天皇陵の北東にある鎌砥池の堤には、この歌を記した案内板がある。写真はそこで撮影したもの。「悲しき勇者」に思いを馳せ、この景色を眺めてみてほしい。(J)撮影場所:天理市渋谷町PhotobyHideharudoyusha_phototeam親里の四季の写真を発信しています。