天理時報特別号2021年10月号8面 2021年10月1日 この記事を読むにはJavaScriptを有効にする必要があります。ブラウザの設定からJavaScriptを有効にしてください。 JavaScriptを有効にする方法を確認する yamanobenomichi_kokoronokei山の辺の道心の景お地蔵さんも見惚れた眺望山の辺の道に、腰痛治しのお地蔵さんがあると聞いて訪ねてみた。場所は、柿の産地として有名な天理市萱生町。「舟渡地蔵」という石仏で、こんな昔話が伝わっている。あるとき、村人たちが溜め池の掻い掘りをしていると、石仏が見つかった。供養のために寺へ運ぶ途中、一服して、再び出発しようとしたところ、石仏を持ち上げることができない。しかも関わった者は足腰の痛みに襲われた。そこは大和平野の眺めが見事な場所だった。「ここが気に入ったに違いない」。人々は、石仏をそこにお祀りした。すると全員の腰痛が治ったという――。いまでもこの地域は、眺めが良いことで知られている。写真は、舟渡地蔵から東へ500メートルの所にある二ノ瀬池。奈良県の「まほろば眺望スポット百選」の一つだ。池の堤に立つと、眼下に大和平野が広がる。秋が深まり、周囲の柿畑が「柿紅葉」に染まるさまは一見の価値あり。(J)撮影場所:天理市萱生町PhotobyHideharudoyusha_phototeam親里の四季の写真を発信しています。