親里に秋の気配 “美しい色”に染まる人生 – 逸話の季
8月です。雨の多い年ですが、まだ暑い日が続きそうです。 若いころは夏より冬のほうが好きでした。早朝の冷たい空気と静けさを求めて、よく寒い日に戸外を散策したものです。しかし、人生の後半に近づくにつれて、・・・
8月です。雨の多い年ですが、まだ暑い日が続きそうです。 若いころは夏より冬のほうが好きでした。早朝の冷たい空気と静けさを求めて、よく寒い日に戸外を散策したものです。しかし、人生の後半に近づくにつれて、・・・
7月になりました。ようやく、長い梅雨が明けそうです。 照りつける日差しは、日に日に厳しさを増してきました。夏の太陽に照らされた道の向こうに青空が広がり、白い雲が湧き上がっています。 今年の夏は、いった・・・
6月です。中休みを繰り返しながら、長い梅雨が続いています。 雨の日が続くと心も湿りがちになります。しかし、そんな人の気持ちとは裏腹に、雨露に潤された木々は四方に枝葉を広げて、この時季とても生き生きとし・・・
5月になりました。新緑の季節です。 冬の間に刈り込んでいた庭木のそこかしこから、若草色の新芽が吹きだしています。静かに佇んでいた木肌の下に、これほど多くの緑を生みだす生命力が育まれていたのです。春先の・・・
いまや春の親里は”桜の名所”。なかでも3本のしだれ桜は、その大きさといい姿形といい、見事のひと言に尽きる。真に良きものは心を誘う。人も然り。桜を仰ぎながら、「なるほどの人」とい・・・