新型コロナ終息のお願いづとめ – 一れつきょうだいのたすかり祈念
教会本部は12月1日、本部神殿でお願いづとめを勤めた。
このお願いづとめは、新型コロナウイルス感染拡大の終息と罹患者の平癒をあらためて願うとともに、お互いの心を一つに合わせてご守護を願う意味を確認するもの。今年4月以降、毎月1日正午から本部神殿で勤められている。
当日、感染拡大を防止する対策として殿内の参拝者を制限するとともに、南礼拝場前にパイプいすが設置された。
正午、中山大亮様は、中田善亮・表統領と共に神殿上段へ参進。大亮様が拍子木を、中田表統領が数取りを務めて、お願いづとめが勤められた。
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おつとめに先立ち、中田表統領があいさつした。
中田表統領は、親神様の毎日変わらないご守護は、誰にとっても生きるためになくてはならない与えであると指摘。そのうえで、私たちは朝夕にお礼やお願い、お詫びを申し上げ、特に具体的なご守護を願うときには心定めをして願うものであると述べて、親神様への信仰者の心の向け方について語った。
続いて、いまだ世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの現状を踏まえ、「この節をわが事と捉えるならば、お礼とお願いだけでなく、お詫びも、また具体的な心定めをしっかり思案して、それをお受け取りいただけるように申し上げることが必要」と述べた。
最後に中田表統領は、コロナ禍について、現在の日本では一定の収まりのご守護をお見せいただいている一方、世界では今まさに爆発的な感染が広がっている地域もあるとして、「自分たちの収まりを喜ぶだけではなく、一れつきょうだいのたすかりも、心を揃えて願っていきたい」と話した。
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なお、このお願いづとめは、来年1月以降も原則、毎月1日正午から本部神殿で勤められる。ただし、1月は5日正午から勤められる。