“ようぼく保育士”の育成半世紀
布教部社会福祉課所管の天理教保育士育成委員会(村田幸喜委員長)が運営する白梅寮(石前修寮長)は昨年、開設50周年を迎えた。これを記念して12月5日、本部神殿で開設50周年お礼のおつとめが勤められ、在寮生や奈良県在住の卒寮生ら222人が参拝した。
同施設は、ようぼく保育士の養成・派遣を求める教内の社会福祉施設の声を受けて開設されたもの。昭和46年の開設以来、1,400人以上が卒寮し、全国各地の保育園や福祉施設で児童福祉活動に貢献している。
おつとめの後、あいさつに立った松村登美和・布教部長は、“ようぼく保育士”の心構えに言及。人を育てさせていただくうえで、自分がしっかり育つことが何より欠かせないと語った。
さらに、開設40周年における真柱様のお言葉を引用したうえで「教祖のひながたを通る、その姿勢自体を子供たちに伝えてほしい」と述べた。