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天理大学(永尾比奈夫学長)の2024年度入学式が4月1日、天理大学杣之内第1体育館で挙行された。
式典では、「よろづよ八首」奉唱に続いて、同大と大学院の入学許可者が発表された。
来年に迎える創立100周年に向けて、今春「人文学部」「国際学部」「体育学部」「医療学部」の4学部15学科から成る“文理融合型”大学として、新たなスタートを切った天理大。大幅改組を経た今年度は計641人(人文学部132人、国際学部149人、体育学部247人、医療学部113人)が入学した。
また大学院にも、臨床人間学研究科臨床心理学専攻に6人、体育学研究科体育学専攻に1人の計7人が入学した。
式辞に立った永尾学長は、「宗教性」「国際性」「貢献性」について説明したうえで、「心、言葉、行動」の三つの「こ」を育み、同大が目指す「陽気ぐらし」の人間像に近づけるよう努力を積み重ねることを求めた。そのうえで、「数年後、社会へ出て、より良い未来を形づくっていくのは皆さん一人ひとりであり、そのための英知と経験を養う期間が、これからの学生時代である。どうか失敗を恐れないチャレンジ精神で、充実した日々を過ごしてほしい」と激励した。