「一斉活動日」6月に2回目へ – 視点
2024・3/6号を見る
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本教では、都道府県ごとに「教区」を置き、さらに教区内を複数の「支部」に分け、各地に住むようぼく・信者が系統を超えてつながり、信仰を一層深めるべく、さまざまな地域活動を行っている。
その活動情報を発信しているインターネット上のサイトが「教区・支部情報ねっと」だ。3月1日、そのページに「第2回ようぼく一斉活動日」の開催情報が公開された。
現在、教友であるお互いは、教祖140年祭に向け、三年千日と仕切って心の成人を目指している。「心の成人」とは、心の成長と言い換えられると思うが、どのように成長させるかが大切だ。
ようぼくの務めについて、『天理教教典』には「よふぼくたるものは、日々、ひたすら己が心を治めて、曇りない天の理を映すことが肝腎である。銘々が常に、教祖のひながたをたどり、俗にいて俗に墮せず、進んで土地ところの手本雛型となつてこそ、真にその使命が全うされる」と記されている。
また「身上を病んで苦しむ者に、さづけを取り次ぎ、せんすべない事情に悩む者に、教の理を取り次ぐのが、よふぼくの進む道である」とある。教えを鑑に自らの心を治め、教祖のひながたをたどり、地域の人々の手本となる。そして、おさづけを取り次ぎ、教えを人に伝える。そうした姿に成長するよう日々に努めることが、年祭活動を通じての「心の成人」であろう。
「ようぼく一斉活動日」は、この三年千日の間、およそ半年に1回の割合で、支部ごとに会場を設けて全5回行われる。主な内容は、教会でおつとめを勤め、各支部が企画したプログラムを受講するというもの。地域に住むようぼくが集まって、互いに心の成人に向けて励まし合うのだ。
昨年10月29日の第1回に続き、その第2回が、3カ月先ではあるが、原則6月1日か2日のいずれかの日に開催される。
インターネットで「情報ねっと」と検索すると、サイトが見つかる。そこに市町村名や郵便番号を入力すると、自分の住む地域の支部情報の掲示板が見つかり、「一斉活動日」の会場や内容が分かる。ぜひ、ご参加いただきたい。
(松村登)