「お道のニュース」に活動報告を公開「令和6年能登半島地震」- 災救隊
2024・6/12号を見る
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「令和6年能登半島地震」発生から5カ月が経過した。被害甚大な石川県七尾、珠洲、輪島の3市などで、現在も災害救援ひのきしん隊(=災救隊、冨松基成本部長)本部隊が救援活動を継続している。ここでは、いち早い被災地の復旧に尽力する本部隊の救援活動を報じる。なお、天理教ホームページ「信仰している方へ」内の「お道のニュース」では、災救隊本部隊の第28次隊以降の活動が順次公開されている。(5日記)
既報の通り、災救隊本部隊は第20次隊(4月1~4日)以降、輪島市の日本航空高校石川の校舎内に新たな宿営地を設け、珠洲、輪島の両市で復旧支援を中心に活動を続けている。
第30次隊(5月14~16日)では、滋賀、兵庫、岩手の3教区隊と青年会本部委員・同部員・直属分会委員長から成る青年会隊が、第31次隊(5月17~19日)では、東京、静岡、島根の3教区隊と青年会隊が、第32次隊(5月20~22日)では、千葉、群馬、長崎の3教区隊が、珠洲、輪島の両市と志賀町へ出動し、ブロック塀の解体などに力を尽くした。
5月28日から30日にかけて出動した第33次隊では、石川、福岡、熊本、鹿児島の4教区隊と青年会隊の延べ229人が、七尾、珠洲、輪島の3市へ出動。ブロック塀の解体作業に当たった隊員たちは、ハンマードリルなどを駆使してブロック塀を細かく砕き、瓦礫を運搬した。このほか家財道具の搬出、災害ごみの運搬などにも従事した。
なお、4日からは第34次隊として、富山、埼玉、神奈川、栃木の4教区隊が出動し、救援活動を継続している。
なお、6月3日に能登地方で発生した震度5強の地震による災救隊本部隊の救援活動への影響はない模様だ(編集部調べ)
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天理教ホームページ「信仰している方へ」内の「お道のニュース」に現在、災救隊本部隊の活動報告が各次の隊ごとに順次公開されている。
この活動報告では、出動教区隊や延べ人数、出動地域、作業内容などを掲載し、救援活動に励む災救隊の様子を写真付きで読むことができる。
活動報告は現在、第28次隊から第33次隊まで公開されている。
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