“笑顔と喜び”あふれる夏 – 立教187年「こどもおぢばがえり」
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子供たちの歓声が親里に響き、“夏の祭典”の始まりを告げる――。
教会本部主催の立教187年「こどもおぢばがえり」は7月27日に開幕した。国の内外から帰参した子供たちは、「しこみ・ふせこみ行事」や「おたのしみ行事」はもとより、おぢばでのひと夏の体験を通じて、教えを学び、たすけ合いの心を育む。いま親里は、子供たちの笑顔があふれている。
鼓笛活動70年の節目迎えて
少年会本部は、今年の「こどもおぢばがえり」に向けて「子供とおぢばがえりの喜びを味わおう」「全教会からの帰参を目指そう」を掲げ、各地からの帰参を呼びかけてきた。また、鼓笛活動70年の節目を迎えるなか、一人でも多くの少年会員が鼓笛活動に励めるよう諸行事を企画。「一人でも多くの少年会員と共に一手一つの感動を!」のスローガンのもと、鼓笛活動の充実を促している。
“開幕の日”は朝から快晴。そろいの帽子やTシャツを身に着けた子供たちが、手製の隊旗を先頭に本部神殿を目指す。
午前8時半、「しこみ・ふせこみ行事」の一つ「朝のおつとめ」が本部神殿の東・西・北礼拝場で行われた。子供たちはおつとめを勤めた後、「こどもおぢばがえり」の「三つの約束」と少年会員の「ちかい」を唱和。全員で『少年会の歌』を斉唱し、立教187年の「こどもおぢばがえり」が開幕した。
9時、各行事がスタート。今年は5年ぶりに「ピッキーステージ」と「決戦! 忍者村」が装いも新たに実施。さらに、新行事「ミラクルアドベンチャー」も設けられた。
親里各所のお茶所では、少年ひのきしん隊の隊員たちが「お茶どうぞー!」と元気に呼びかけた。
午後3時、おやさとやかた真南棟北側で「鼓笛オンパレード」が行われ、隊服に身を包んだ少年会員が、一糸乱れぬ演奏・演技を披露した。
この後、「鼓笛お供演奏」に出演する鼓笛隊員たちが、おやさとやかた真東棟前西側広場から本部神殿東礼拝場前に向けて行進パレード。続いて、東礼拝場前で「鼓笛お供演奏」が行われ、全国各地から帰参した鼓笛隊員は、こどもおぢばがえりソング『ありがとう! 夏のおぢば』を一手一つに演奏した。
本部夕づとめ後には、南参道がライトアップ。一日の終わりに、さまざまな“明かり”を楽しんで帰路に就いた。
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期間中の前半は高気圧に覆われ、最高気温が35度を超える「猛暑日」が続いた。連日、奈良県内に「熱中症警戒アラート」が発表され、各会場では、こまめな休憩や水分補給が呼びかけられた。
週末となった7月27、28の両日には、多くの子供たちが帰参。なかでも28日は2万6821人の帰参者があり、待ち時間が発生する会場が出たり、定員制行事が満席になったりするなど、大にぎわいとなった。
子供たちの“夏の祭典”は、8月4日まで続く。
(7月31日記)
今年の「こどもおぢばがえり」の開幕を伝える動画を視聴できます。