立教187年7月月次祭 – 夏本番のなか
2024・8/7号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
教会本部の7月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、一れつの子供の成人をお待ち望みくださる深い親心のまにまに、日夜絶え間なくお見守りくだされ、お育てくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、教祖の道具衆の自覚のもと、あらためてひながたを心に刻み、時旬のつとめ怠ることなく、さらなるにをいがけ・おたすけの実動に努めて、成人の歩みを力強く推し進めさせていただく決心でございます」と奏上された。
また、翌27日から8月4日にかけて「こどもおぢばがえり」を開催することにふれ、「国内はもとより海外からも、夏のおぢばを楽しみに多くの子供たちが帰り集い、ひのきしんやさまざまな行事に参加する中で、をやの御恵みを頂いて生きる喜びを深め、このうえとも素直に明るく育ちますようお見守りくださり、また、期間中、万事障りなく順調に運ばせていただけますよう」と願われた。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
最高気温が36度まで上がり、強い日差しが降り注いだこの日の親里。夏本番の猛暑のなか、参拝者は心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、前川誠司本部員が神殿講話に立った。
前川本部員は講話の中で、「こどもおぢばがえり」の元一日について話を進めた。
その中で、同行事は、教祖70年祭に向けて打ち出された「おやさとやかた普請」に全教が勇み立つなか、おぢばに伏せ込む喜びを子供にも味わわせてやりたいとの思いから提唱された「おぢばがえりこどもひのきしん」が始まりと指摘。その後の変遷を詳しく紹介したうえで、親神様・教祖は、子供たちがおぢばに帰ってくるのを楽しみにお待ちくだされているとして、「子供たちがさまざまな行事に参加する中で、楽しみながら教えを身につけ、元気で楽しく勇んだ姿をご覧いただくことが、親神様・教祖にお喜びいただけることになる」と述べた。
最後に前川本部員は、「諭達第四号」に示されるようぼくの歩み方を踏まえ、「ようぼく一人ひとりが自信と誇りを持って、にをいがけ・おたすけに励み、ぢばの理を受けてたすけの実を挙げ、勇んで、喜び心をもってつとめさせていただこう」と呼びかけた。