3年ぶりに「本部練成会」- 少年会
少年ひのきしん隊50周年
少年会本部は7月30、31の両日、「少年ひのきしん隊本部練成会」1次隊を親里で実施。国内外から17教区・団163人の隊員たちが親里に参集した。
昭和47年、「少年ひのきしん隊支部結成」が打ち出され、今年で50年の節目を迎えた。地域に根差したひのきしん活動を通じて、わかぎ(中学生)世代の育成を目指すとともに、本部練成会では「人のため つくすよろこび ひろげよう」を合言葉に、夏のおぢばで仲間と共に合宿生活を送りながら、ひのきしんの喜びを味わい、道の子としての態度を身に付けるよう促してきた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一昨年と昨年は開催が見送られたが、今年は参加教区を4次隊に分けて、1泊2日で実施することになった。
アメリカからの参加者も
30日午前9時、アメリカ団を含む17教区・団の隊員たちが第38母屋の大広間に集まった。
入隊式では、少年会長である真柱様のメッセージを、西田伊作委員長が代読。続いて、西田委員長があいさつに立ち、親神様への感謝の気持ちと、送り出してくれた教会や家族、周りの仲間への感謝の気持ちを忘れずに過ごしてほしいと一同に呼びかけた。
この後、班ごとに分かれた隊員たちは本部神殿へ。少年ひのきしん隊カウンセラーの案内で、神殿、教祖殿、祖霊殿で参拝。さらに、記念建物も見学した。
翌日は、本部神殿でおつとめを勤めた後、班ごとにひのきしん現場へ向かった。照りつける真夏の日差しのもと、各礼拝場の基壇や階下、教祖殿前の掃き掃除やすのこ拭き、おやさとやかた真東棟前の除草などに汗を流した。
解隊式では、山瀬文男・少年ひのきしん隊本部練成会事務局長があいさつ。わかぎは年下の子供たちの世話取りができる年代だとして、「お手本になるような、わかぎらしい姿を一層身に付けてもらいたい。そのために少年ひのきしん隊の合言葉をしっかりと心に置き、ひのきしん活動や、教区や支部の少年会活動に励んでもらいたい」と述べた。
アメリカから本部練成会に参加したグレイガス・イーサンさん(中学1年・湯神分教会所属・コロラド州)は、夏の「こどもおぢばがえり」に毎年おぢばへ帰参することを楽しみにしていたという。「コロナ禍で、3年間おぢばに帰ることができなかった。おぢばの雰囲気が、とても懐かしく感じられた。久しぶりに、仲間と一緒にひのきしんができてとても楽しかった。来年は、いとこを誘って本部練成会に参加したい」と話した。
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なお、2次隊は8月13、14の両日、3次隊は20、21の両日、4次隊は27、28の両日、それぞれ実施される。