島崎澄子(77歳・東京都墨田区)
昨年9月、ステージ3の乳がんが見つかりました。
その翌月、がんの摘出手術を受けることに。不安な気持ちでいっぱいでしたが、家族に支えられながら当日を迎え、手術は無事に成功。その後は、自宅で療養することになりました。
同じころ、孫がおさづけの理を拝戴し、ようぼくの仲間入りを果たしました。孫は「初めてのおさづけの取り次ぎは、おばあちゃんに」と、緊張気味に申し出てくれたのです。
額に汗をにじませながら、懸命におさづけを取り次いでくれる孫。一心にたすかりを願う姿に心打たれ、思わず涙がこぼれました。
以来、孫は毎日のようにおさづけを取り次いでくれるようになりました。
さらに今年3月、孫が私の身上のたすかりを願って修養科を志願してくれたのです。3カ月間、授業やひのきしんに励みながら本部神殿へ毎日足を運び、身上の平癒を願ってくれました。
そして先日、修養科の修了証を手にした孫が実家に戻ってきました。おぢばで学んだことをうれしそうに話す姿は頼もしく、また一歩成人してくれたように感じ、私自身も元気をもらいました。
これからも、孫が真っすぐに道を歩んでくれることを願いつつ、信仰を次代へ伝える努力をしていきたいと思います。