おやのことば・おやのこころ(2022年8月10日号)
九ッ このききらうかあのいしと
「みかぐらうた」八下り目
おもへどかみのむねしだい
夏休みも折り返しを迎えました。
子供たちは、家族でお出かけしたり、普段できないことに挑戦したりと、楽しみずくめの毎日を過ごしていることでしょう。宿題がなければもっといいのに、という声が聞こえてきそうです。
そんな悩みの種ともいえる夏休みの宿題を、大学生が自教会で見てくれることになりました。教会につながる一人の男子学生が「この夏、何かお手伝いできることはないですか?」と、自らひのきしんを申し出てくれたのです。相談の末、開くことになったのが宿題教室です。
早速、その旨を少年会員らに伝え、SNSでも発信したところ、続々と反応が寄せられ、想定を超える参加見込みになりました。教える者が一人では足りず、どうしたらいいかと考えていた折、男子学生から「助っ人を連れていきます」と連絡が入ったのです。同じ大学の同級生が、この教室の趣旨に賛同してくれたと言います。
親神様はいつから、この若者たちを用向きに使おうと思召されていたのでしょうか。絶妙なタイミングでの人材との巡り合わせは、人知を超えたお働きによるものとしか思えません。すべては神の胸次第ということを、つくづく感じさせてもらいました。
明日、宿題教室が開かれます。学生らは子供たちを喜ばせようと、お楽しみ企画も用意しているようです。“学びの種”からどんな素敵な芽が吹くか、とても楽しみです。
(大西)