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身近な人に教えを伝えて – この旬に一歩成人


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今村恭子さん
67歳・鞍岡分教会ようぼく・熊本県山都町

教祖140年祭の三年千日の旬に自分にできるにをいがけとして、身近な人に教えの一端を伝えることを心がけています。

未信仰家庭に生まれ育ち、子供のころから日本舞踊を学びました。18歳で師範になり、指導する中で行き詰まることも多く、精神的につらい日々を過ごしていたとき、親里で修養生活を送ったことがある知人の勧めで修養科を志願しました。

修養科では、お道の教えを一から学びました。どんな厳しい中でも教えを伝えてくださった教祖の御苦労に強く感銘を受けました。

修了後、この素晴らしい教えを身近な人に伝え、ひながたをたどらせてもらおうと考え、親戚や日本舞踊の生徒さんなどに、機会を見つけて神様のお話をすることを心に定めました。3年ほど前には、おさづけの取り次ぎをきっかけに、所属教会の祭典日に参拝してくれる人ができました。

また、2024年11月には「ようぼく一斉活動日」に初めて参加。ひのきしんなどのプログラムを通じて、支部の教友とのつながりが深まり、あらためて年祭活動に拍車を掛けようと勇み心を頂く機会になりました。

この旬に、心定めを実践することはもちろん、子供たちにもしっかりと信仰を伝え、代を重ねて一人でも多くの人に教えを伝えられるよう、三年千日の残りの1年を通りたいと思います。


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