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身上・事情から自らを見つめ直し – 読者のひろば


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木嶋みどり(76歳・東京都八王子市)

30年ほど前、兄に大節を見せていただきました。兄のおたすけに奔走する中で、あらためて自分にできる信仰実践について考えるようになりました。

そんななか、教区行事に参加した際に聞いた講話に胸を打たれました。

その後、厚かましいと思いながらも講師の先生に話を聞きに伺ったところ、支部の教会長夫人の有志から成る「ポポロの会」という布教グループにお誘いいただいたのです。すぐさま参加を決め、以後、月2回のにをいがけに励むようになりました。毎回、参加者の信仰姿勢に新たな気づきを得ることができ、それが前向きに道を通る活力になっています。

このたびの教祖140年祭へ向かう三年千日では、身近な人が出直したり、自身が身上を頂いたりするなど、さまざまな節をお見せいただいています。「節から芽が出る」ご守護を頂けるように、身上・事情に込められた思召を悟ろうと、自らの歩みを見つめ直す毎日です。

年祭まで残り1年を切ったいま、悩み苦しむ人には積極的に手を差し伸べ、相手の心に寄り添う中で自身の心のほこりを払い、素直な心で当日を迎えたいと思います。


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