親里で学んだ留学生の“オモイ” – 動画企画「Focus」から
2025・4/2号を見る
【AI音声対象記事】
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管内学校の卒業式が先ごろ順次行われ、学生・生徒らが親里で学んだ陽気ぐらしの教えを胸に門出した。こうしたなか、道友社インスタグラムの動画企画「Focus――私のオモイ」には、各学校の卒業生が登場。それぞれが学校生活を振り返る中での気づきなどを本音で語っている。ここでは、この春に天理教語学院(TLI)おやさとふせこみ科を巣立った、アメリカ出身の留学生の”オモイ”を紹介する。
おぢばでの”priceless”な経験
ゼファー スペンサーさん
35歳・サウザンパシフィック教会ようぼく・アメリカ
ある日、インターネットで天理教のページを偶然見つけた。良いことが書かれていたので興味を持ち、ネットで天理教について少しずつ勉強するようになった。
その中で、つとめの実行を急き込まれる教祖のお言葉が心に残り、ローマ字版の「みかぐらうた」を見ながら、CDに合わせてお歌を唱和した。すると、だんだん温かい気持ちになり、ハグしてもらっているような感覚に包まれた。 それまで以上に興味を持った私は、後日、アメリカ伝道庁が開催している「アメリカ修養会」に参加し、そこで先輩教友からTLIのことを教えてもらった。「日本語で教理を勉強したい」と、一昨年、TLIに入学した。
先生が寄り添ってくれた
アメリカの大学では、先生の姿勢に、どこか仕事をこなす感じを受けていた。しかしTLIでは、分からないことがあれば、先生が「心配しないで。一緒にやりましょう」と言って寄り添ってくれた。これは自身の経験上、珍しいことだった。
2年間の授業や実習を通じて、天理教の教えについて、よく理解することができた。TLIでの経験の一つひとつが”priceless”(非常に貴重なもの)であり、自身の生活をより良いものにしてくれた。
4月から本部海外部でひのきしん者として伏せ込む予定だ。その後は、私自身の新たな夢として、翻訳の御用を通じて、お道の教えを必要としている人のたすけになりたい。
スペンサーさんが親里で学ぶ中で得た気づきなどを語った動画は下記から
道友社インスタグラム










