道具衆の自覚を深めたすけ一条の道を – 立教188年 教祖誕生祭
2025・4/30号を見る
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227回目のご誕生日寿ぐ
存命の教祖の227回目のご誕生日を寿ぐ教祖誕生祭は18日、中山大亮様を祭主に本部神殿、教祖殿で執り行われた。
午前9時35分、大亮様は、つとめ人衆と共に本部詰所をご進発。教祖殿で礼拝を終えられたころ、中庭から『教祖御誕生祝歌』が流れると、神苑一帯は慶祝ムードに包まれた。
続いて大亮様は祖霊殿で参拝され、神殿上段へ参進。東回廊北詰からお出ましになった真柱様は、南礼拝場の結界内へ入られた。
大亮様は祭文の中で、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、今日の日にあらためて、教祖が幾重苦難の中も心明るくお通りくだされ、お付けくだされたひながたの道を振り返り、それぞれの立場の務めを自覚し、一手一つとなって、にをいがけ・おたすけに誠を尽くして、親心にお応えさせていただく決心でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
最高気温が摂氏25度まで上がるなか、柔らかな春の日差しが降り注いだ“この月この日”。存命の教祖を慕って国の内外から帰り集った参拝者たちは、教祖140年祭へ向かう三年千日“締めくくりの年”に、一層の成人への誓いを込めて「みかぐらうた」を唱和した。
かぐらづとめの後、真柱様、大亮様、真柱奥様、布恵様は、教祖のご昼食の給仕に教祖殿へ向かわれた。
おつとめの後、井筒梅夫本部員が神殿講話に立った。
井筒本部員は、教祖のひながたは世界一れつをたすけたい、可愛い子供を成人させてやりたいとの親心に貫かれており、いまもこれから先も教祖は親心をもって私たちをお守りくださっているとして、この親心にお応えするために仕切って成人の歩みを進めるのが年祭活動であると指摘。おさづけを取り次ぎ、おたすけに勇ませていただくことが、教祖の親心にお応えする大切な道であるとして、「大恩ある教祖にお報いさせていただけるよう一生懸命に全力で動き、働いて、悔いのない年祭活動を、元気を出して明るく勇んで勤めきらせていただこう」と、講話を締めくくった。
この後、大亮様は教祖殿へ進まれ、教祖の御前で祭文奏上。ご祝詞を申し上げたうえで、「私ども一同は、年祭活動も大詰めを迎えたこの時に、教祖の道具衆としてお使いいただく喜びと自覚を一段と深め、厚き親心にお応えし、ひながた通りにたすけ一条の道を弛まず歩ませていただく決心でございます」と誓われた。
祭典に引き続き、「よろこびの大合唱」(婦人会・青年会・少年会主催)が中庭で催され、教祖を慕う道の子たちの歌声が高らかに響いた。
教祖誕生祭の様子をご覧いただけます。