喜びと誇りを持って御教えを多くの人に伝え – 婦人会第107回総会 中山はるえ婦人会長あいさつ
2025・4/30号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
中山婦人会長は、世界中で自然災害や諍い、争いが起こっていることにふれたうえで、諍いや争いは人間が起こしているものであり、天災については「おふでさき」に、月日親神の残念、立腹の思いが形に表れたものであると示されている、と話を起こされた。
続いて、親神様が望まれる陽気ぐらし世界とは、世界中の人々が親神様を親とする一れつ兄弟姉妹として互いに立て合いたすけ合い、仲良く明るく暮らす姿であるとして、相手を思いやる心づかい、行いを皆ができれば、諍いも争いも起こらないはずであると指摘。元なる思召を聞かせていただく私たちが教えを伝え、行いで示していくことを、親神様はいま一番求めておられると思うとして、「この教えを伝えることが自分の使命なんだ」という自覚を、まずは身近な人から持ってもらい、実行できるように育てること、そして一人でも多くの人に教えを伝え、同じように動いてもらえるまでに丹精することが大切である、と述べられた。
また、親神様の思召を聞かせていただき、教祖のひながたを目標に歩む者として、年祭に向かって心の成人を進め、少しでも教祖にお喜びいただくことを目指しているいま、にをいがけ・おたすけに励むことに尽きると強調。それを実行するうえで、教理を勉強し、普段から教会につながり、日々のご守護にお礼を申し上げ、ひのきしんの実践を通して教えを身につけ、徳を積ませていただくことによって、立派なようぼくへと成人することができる、と話された。
教えを素直に実行し根気よく人を育てて
そして、ひながたの道から学ばせていただくことは、神一条の精神で通ること、すなわち、親神様を信じきり教えを素直に実行することによって、有り難い姿をご守護くださることを信じ、ぶれない信念を持って、わが子をはじめ周りの人々を根気よく育てることであると明示。思いもよらない節に出合ったとしても、それは親心によるものであり、節から芽を出すご守護を頂くことができるとして、「節を乗り越えるたびに心が強くなり、堅固な道の台になれると思う」と述べられた。
そのうえで、婦人会員は年齢の幅が広く、それぞれが与えられている立場、役割はさまざまあるが、どの役割も陽気ぐらしの世界を実現するための大切な御用であるとして、「老いも若きも、一人ひとりが陽気ぐらし世界に向かう一役を担っているという喜びと誇りを持って、この素晴らしい親神様の御教えを一人でも多くの人に伝えよう」と呼びかけられた。
最後に、中山婦人会長は「日々に教祖の教えてくださることを素直に実行し、教祖140年祭に向かって親神様・教祖にご安心いただき、お喜びいただけるよう、婦人会員同士が励まし合い勇ませ合って、成人の道を明るく元気に通りきらせていただこう」と、あいさつを締めくくられた。