年祭活動3年目も折り返し おぢば帰りの動き活発に
2025・7/16号を見る
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直属教会の団参で親里にぎわう
教祖140年祭へ向かう年祭活動3年目が折り返しを迎えるなか、直属教会や教区、家族単位などでのおぢば帰りが活発に行われている。こうしたなか、6月の1カ月間にわたり「うちわけ会おぢばがえり」、6月29日に「たちばな会おぢば帰り団参」と銘打った直属教会系の団参などが実施され、親里は大いににぎわった。ここでは、二つの団参の模様を報じる。
月間で延べ1万人が帰参
髙安「うちわけ会おぢばがえり」
「うちわけ会おぢばがえり」が6月の1カ月間にわたり行われ、延べ10618人が参加した。
これは、髙安大教会(松村義司会長・大阪府八尾市)から分離・陞級した直属教会14カ所が、6、11の両月を団参月として申し合わせ、各直属教会や部内教会単位で団参するもの。なかでも毎週末と25日には、おやさとやかた東棟前で「おやさとひのきしん」を実施した。
6月29日午前11時半、各地から集まったようぼく・信者約2500人が本部神殿東礼拝場に参集し、「お願いづとめ」に参拝した。
北海道から帰参したのは、園田拓未さん(39歳・統北分教会統園布教所ようぼく・札幌市)。5年前、母親の「肺がん」が発覚。母親のたすかりを願うため、自宅から約40キロ離れた所属教会へ毎週足を運ぶなか、母親の治療は順調に進み、今年1月には寛解に至るまでにご守護いただいたという。
園田さんは「母をたすけていただいた感謝を親神様・教祖にお伝えした。これからも、教えを胸に神様におもたれして通りたい」と話す。
抽冬道隆・うちわけ会おぢばがえり事務局長(63歳・大鳥大教会長)は「大勢の方にご参加いただき、大変ありがたかった。今後は、なかなかおぢばへ足を運べない人や、初めて帰る人への参加呼びかけを促し、次回はよりにぎやかな団参になるよう努めたい」と語った。
初の合同団参に約6千人参加
髙知「たちばな会おぢば帰り団参」
「たちばな会おぢば帰り団参」が6月29日に実施され、5917人が参加した。
これは、髙知大教会(島村正規会長・高知市)から分離・陞級した大教会7カ所が合同で団参するもの。今回、同大教会系として初めて団参を実施することから周知に注力し、オリジナルのポスターやチラシを作成したほか、LINEやインスタグラムといったSNSも活用して広く参加を呼びかけてきた。
午前10時半、本部神殿東、西、北の各礼拝場に参集した帰参者は、拍子木を入れておつとめを勤めた。その前後には、それぞれの大教会ごとに親里各所でのひのきしんや「おかえり講話」などの独自プログラムを持った。
参加者の一人、小島洋次さん(25歳・福若分教会長後継者・福岡県北九州市)は、今年1月から来年の年祭当日までの1年間、仕事の合間を縫って戸別訪問をする心を定め、毎日実動している。
小島さんは「年祭当日までに、未信仰の方を3人おぢばへお連れすることを目標に、これからも実動に励みたい」と意気込む。
島村会長(46歳)は「今回、大勢の方々とおぢばへ帰り、教祖にごあいさつを申し上げることができ、本当に有り難い。この勇み心を胸に、年祭活動を最後の最後まで精いっぱいつとめきりたい」と話した。
団参でにぎわう親里の様子をご覧いただけます。





















