教祖140年祭までの残りの期間 最後まで心定めの完遂に努めよう – 「ようぼく一斉活動日」の全日程終了
2025・11/12号を見る
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11月1・2日 5回目は702会場で実施
教祖140年祭へ向かう三年千日において、同じ地域に住むようぼくが互いに励まし合い、勇ませ合って、それぞれの教会や個人の年祭活動に弾みをつけることを目的とする「ようぼく一斉活動日」(主催=教会本部)。最終の5回目が11月1、2の両日、海外会場を含む国内外の計702会場で実施。立教186年10月から全5回、教区・支部の運営のもと行われてきた「ようぼく一斉活動日」の全日程が終了した。
おぢばへ人をお連れして
北日本の一部では雨が降ったものの、関東から西は概ね晴れとなり、過ごしやすい気温になった1日。各地の会場に集まった教友たちは、おつとめを勤めた後、全員で「諭達第四号」を拝読。その後、教会本部からのビデオメッセージを視聴した。
その中で、宮森与一郎内統領は、3年前に「諭達第四号」が発布されて以来、それぞれの教会やようぼく一人ひとりが成人の目標を自分たちで定めて三年千日を通ることを申し合わせ、それぞれに教祖のひながたを辿らせていただこうと励んできた、と振り返った。
続いて、いよいよ教祖140年祭へ向けての活動も最終盤となったことにふれたうえで、「教祖ひながたの道は申すまでもなくたすけ一条の道であり、教祖が言葉で、また書き物で、そして行いで示してくだされた御教えは、すべて『たすけたい』との親心からであるから、おたすけの心になるということこそが、教祖ひながたの道を辿るということだと思う」と述べ、おたすけの心を持つことの大切さをあらためて強調した。
そのうえで、「私たちはおぢばでたすけていただくのであり、人をお連れしておぢばでたすかっていただくのである」と指摘。「おぢばこそ親神様がお鎮まりくださる場所であり、よろづたすけのつとめ場所であり、たすけの根源」「おぢばで、ご存命の教祖のお膝元でたすけていただくのである」として、おぢばへ帰れば、お守りやをびや許しを頂戴でき、別席を運び、おさづけの理を拝戴してようぼくにもならせていただけると話した。
また、「みかぐらうた」の一節を引いたうえで、おぢばに蒔いた種は、どんな種も皆生えてくるのであり、種の蒔き損ないはないとして、いまこそおぢばへ伏せ込みの種を蒔きに行こうと、周りの人たちににをいを掛けるときであると語った。
最後に宮森内統領は「教祖140年祭までの残りの期間、まずは最後まで心定めの完遂に努めよう。そして、その道中で成人させていただいたそれぞれの姿によって、年祭以降も道の信仰が素直に広がり、代を重ねて真っすぐに伝わっていくよう心を尽くそう」とモニター越しに呼びかけた。
この後、会場別のプログラムが行われ、「全教一斉ひのきしんデー」や同「にをいがけデー」などの地域行事でも顔を合わせてきた教友たちが、笑顔でプログラムに臨んだ。
各地の教友たちは、互いに励まし合い、勇ませ合って、年祭までの残りの期間を最後まで心を込めて通りきることを誓った。









