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教祖140年祭活動の“本番”である三年千日の締めくくりとなる立教188年。各地の教会やようぼくの活動を後押しするべく、さまざまな取り組みが実施された。
親里では2月から11月にかけて(7月、10月を除く)、おぢばに帰参したようぼく・信者を迎え入れ、講演を心の糧にしてもらうことを目的に「おやさと講演会」が全8回開催された。一方、地域では3月から12月にかけて「布教推進講習会」が直属教会や教区で実施された。
また、「ようぼく一斉活動日」の4回目と5回目が各地で行われ、全日程が終了。同じく一昨年5月に始まった、全教会長を対象とする「登殿参列」が8月月次祭をもって終了した。
9月には、昨年に引き続き、例年9月に設けている「にをいがけ強調の月」を「全教会布教推進月間」と定め、各地の教会を拠点に、教会長夫妻が先頭に立って活発な布教活動が繰り広げられた。
10月25日からは「教祖140年祭特別展示『おやさま』」がスタート。教祖ゆかりの品などの展示品をひと目見ようと、大勢の帰参者が訪れた。
これに先立つ3月から4月にかけて、教祖の教えや、教祖をお慕いする気持ちを絵画に表した作品を展示する「みんなの絵画展」が親里で実施された。
“成人の旬”に人を伴ってのおぢば帰りが推進された今年、毎月の月次祭前後や連休には直属教会などによる団参が相次ぎ、1年を通して大勢のようぼく・信者が親里に帰参した。
天理大学が創立100周年を迎えた。4月の創立記念日に記念式典を開いたほか、さまざまな記念事業を展開。同大附属の天理図書館は「漱石・子規・鴎外――文豪たちの自筆展」を、天理参考館は「世界探検の旅――美と驚異の遺産」(奈良国立博物館・天理参考館合同)などを、それぞれ記念特別展として催した。
このほか、天理小学校、天理幼稚園、天理託児所の三つの管内教育施設および、株式会社天理時報社が創立100周年の節目を迎えた。
スポーツの分野では、天理大柔道部の顕徳海利選手が「全日本選抜柔道体重別選手権大会」男子66キロ級で初優勝に輝いた。また、天理大陸上競技部の寺本葵選手が「日本陸上競技選手権大会」女子400メートルで初優勝。天理大生の日本選手権優勝は、個人種目では4人目の快挙となった。
文化面では、ようぼく映画監督の安田淳一さんがメガホンを取った映画「侍タイムスリッパー」が、第48回「日本アカデミー賞」で「最優秀作品賞」受賞の快挙達成。また、天理中学校箏曲部が第43回「全国小・中学生箏曲コンクール」で第1位相当の「金賞」受賞。天理中学校弦楽部と天理小学校の生徒・児童が「こども音楽コンクール」で、天理高校弦楽部が第14回「日本学校合奏コンクール2025全国大会」で、それぞれ第1位相当の「文部科学大臣賞」に輝いた。
下記から、今年1年の「みちの動き」を動画で見ることができます。