『天理時報』再来年4月刷新
2025・12/17号を見る
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月2回発行12ページ立て
定期購読料金は値下げ
道友社(諸井道隆社長)はこのほど、再来年の立教190年4月5日号から『天理時報』の発行体制および紙面編成を刷新する旨を発表した。新たな時報は、従来の週刊発行(月4回)から月2回発行へと体制を移行し、タブロイド判8ページ立てから同12ページ立てへと紙面編成を変更する。これに伴い、定期購読料金を値下げする。さらに、インターネットを使った情報発信システムを強化し、速報性の高いニュースは「天理時報オンライン」などで、いち早く発信していく。
道友社は4年前、インターネットで各種情報を収集・発信する人が急増し、現代社会でインターネットが“情報インフラ”として世界的に定着している状況に鑑みて、時報をタブロイド判へ刷新。また教内の各種情報は、インターネット上の天理教ホームページ「信仰している方へ」内の「お道のニュース」に集約して公開し、新聞とネットの両メディアを駆使して、信仰生活の糧となる“陽気ぐらしの情報”を多角的にようぼく家庭へ届ける取り組みを推進してきた。
今回の時報の刷新とインターネットを使った情報発信システムの強化は、この取り組みをさらに推し進めるもの。
近年の物価高騰は、時報の用紙代値上がりをはじめ印刷代や発送代にも大きく影響していることから、今後も時報を紙面として継続して発行するための新たな体制へと移行し、かつ新規購読者を増やしていくことを目指す。これに並行し、「活字離れ」や「新聞離れ」が著しく進む若い世代に向けては、2年前にスタートした「天理時報オンライン」への会員登録を促し、新聞とネットの両メディアを駆使した情報発信を一層推進していく。
速報はネットでいち早く
時報は再来年の立教190年4月5日号から、週刊発行から月2回発行へと体制を移行する。発行日は毎月5日、20日を予定。読者のもとへ時報を発送する体制は現行を維持するため、手配りひのきしんへの影響はない。
また、紙面編成をタブロイド判8ページ立てから同12ページ立てへと変更。ページ数の増加に伴い、従来の記事に加え、教理的な読み物や教区・支部などの地域の動きも併せて紹介することによって、ようぼくが一層親しみやすい内容へと紙面を充実させていく。
定期購読料金は、1年4,560円から3,840円へ、半年2,280円から1,920円へと値下げする。1部の販売価格は、60円から100円に改定する。定期購読の読者には、来年3月から新しい購読料金を反映した継続通知を送付する予定となっている。
このたびの時報の刷新に合わせ、インターネットを使った情報発信システムを強化し、速報性が高いニュースについては、「天理時報オンライン」および道友社の関連SNSで、いち早く発信していく。
「天理時報オンライン」は、会員登録をすることで、時報の記事をインターネット上で見ることができるもの。有料プランに登録すると、『天理時報』や『みちのとも』、『天理いきいき通信』などの定期刊行物のバックナンバーのほか、道友社発行書籍の電子版の閲覧などが可能になる。特に若者や働き盛りの世代の育成、丹精の手だてとして活用することができる。
継続通知の送付月別「定期購読料金早見表」は、道友社ホームページへ
https://doyusha.jp/「天理時報」定期購読受付/7131











