教祖140年祭に向けう“仕上げ”のおつとめ
2025・12/17号を見る
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教祖140年祭へ向かう三年千日活動が大詰めを迎えるなか、各地の教会や各会では活動の“仕上げ”となる行事が実施されている。ここでは、その中から二つの取り組みを紹介する。
あらきとうりようが心一つに
「青年会心勇講合同総会」
青年会の敷島、明和、明城、岡、東海、東神田、紀陽、松阪、秋津の九つの分会は11月30日、中山大亮・青年会長を迎えて、「青年会心勇講合同総会」と銘打った行事を敷島大教会(奈良県桜井市)で実施し、2741人が参加した。
「誠を結ぶ」を総会のテーマに掲げた九つの分会は、当日に向けて協力し合って成人の歩みを進めようと、信仰を深めるセミナーの開催や、おやさとふしん青年会ひのきしん隊に延べ1000人の入隊を目指す「NOBESEN」と銘打った活動に取り組んできた。
当日は、中山青年会長を芯に座りづとめを勤めた後、全員で十二下りのてをどりまなびを勤めた。
式典後は、記念行事や模擬店が催され、大勢の参加者でにぎわった。
山田実名男・青年会敷島分会委員長(40歳・敷島大教会長後継者・奈良県桜井市)は「会員それぞれが、この日に向けて培ってきた誠の心を団結させる合同総会になり、感動した。あらきとうりようとして、年祭に向けて布教、求道、伏せ込みにより一層励みたい」と話した。
年祭活動の集大成として
「中河大教会おつとめ総会」
中河大教会(田中善吉会長・大阪府八尾市)は11月30日、「教祖140年祭 中河大教会おつとめ総会」と銘打った行事を実施し、940人が参加した。
これは、同大教会が教祖140年祭に向けて「おつとめの手を揃えよう」を活動方針に掲げるなか、年祭活動の集大成として実施したもの。三年千日に新たに教会につながった人や次代を担う若者、教会から足が遠のいていた人を対象に参加を呼びかけてきた。
当日は、14交代で計378人が心一つにおつとめまなびを勤めた。
その後の式典では、参加者の中から3人が感話。続いて、あいさつに立った田中会長は、一同をねぎらうとともに、今後の活躍への期待を述べた。
参加者の一人、宮田優花里さん(30歳・真道分教会ようぼく・兵庫県姫路市)は、結婚を機に入信。昨年、初めて友人二人を別席へと誘った。「おつとめは神様へ感謝の気持ちを伝える貴重な時間。今日に向けて琴の習得に励んできたので、次はおてふりを学びたい」と語った。
文=大塚恵一(委託記者)













