おぢばから新たな一歩 日常生活での実践誓う – リポート ようぼく講習会

おぢばから“新たな成人の一歩”を踏み出す――。教祖140年祭が勤められてから約2週間が経つ2月8日、親里では教養室(松村義司室長)主催の「ようぼく講習会」が開催され、35人の教友が受講した。同講習会は、ようぼくがそれぞれの立場で、陽気ぐらし世界実現に向かって使命を果たすことができるよう、親里ぢばにおいて、をやの思召を学びながら、自らの役割を再確認し、今後の日常生活に生かそうとするもの。今回のテーマは「おさづけは有難い」。受講者は、プログラムを通じておさづけの有り難さを心に治めるとともに、“次なる成人の一里塚”を目指し、日常生活の中で信仰実践を積み重ねていくことを誓った。
午前9時、開講式。あいさつに立った諸井忠喜・教養室次長は、「この講習会が、私たちようぼくが目指す陽気ぐらしへ向かう原動力になれば」と期待を述べた。
この後、プログラムがスタート。六つの班に分かれた受講者は最初のグループタイムの時間を持った。
続いて、髙井久太郎本部員が「おさづけは有難い」と題して講義。おさづけの理は、別席を通じて教祖から仕込みを受けた私たちが自ら願い出て頂戴するものであると指摘したうえで、「銘々の日々における常の心づかいが、たすけ一条たる誠の精神に適っていることが大切」と話した。
講義の後、各班で「私とおさづけ」と題したグループタイムを実施した。
信仰の喜びをうれしそうに語っていたのは、信仰初代の西口俊文さん(67歳・桑阪分教会教人・三重県松阪市)。約40年前、「強迫性障害」を発症し、日常生活を送ることすら困難になり、仕事を辞めざるを得なくなった。その際、義母からお道の信仰で身上がたすかった話を聞いた西口さんは、藁にもすがる思いで、自宅近くにある桑阪分教会(佐藤道廣会長)を訪ねた。
佐藤会長から教えを聞き、ひのきしんなどの信仰実践を続ける中で、次第に症状が軽くなるというご守護を頂いた西口さん。教祖140年祭活動では、ご守護への感謝を胸に、戸別訪問やチラシ配りなどに励み、教祖年祭に参拝。年祭後も「さらに布教に打ち込んでいきたい」との決意を新たにしたという。
西口さんは「講習会を通じて、おさづけの意義や、素直な心の大切さを教えていただき、勉強になった。見ず知らずの人に取り次ぐことは難しいが、親神様・教祖のご恩に報いることができるよう、不自由なくご守護いただいている体を使って、布教とおさづけの取り次ぎに邁進したい」と語った。
一人ひとりが目標を定め
午後は、グループタイム「おさづけの取り次ぎ方」の後、茶谷良佐・泉大教会長が「おさづけで味わうおたすけの喜び」と題して講義。茶谷会長は、おさづけの理にまつわる自身の経験を話したうえで、おさづけを取り次ぐことによって教祖にお働きいただけるよう、日々心を耕していかなければならないと述べた。
この後のグループタイム「おさづけを取り次ぐようぼくを目指して」では、プログラムを通じて得た学びについて確認したうえで、受講者一人ひとりが定めた目標を発表した。
受講者の一人、下田真知子さん(56歳・愛六分教会ようぼく・愛知県岡崎市)は、20代のころに「双極性障害」と診断された。心の拠り所を求めるなか、4年前、夫・将来さん(37歳・同)の仕事の都合で引っ越した際、近くにあった愛六分教会(前田道明会長)に足を運ぶようになり、お道の信仰と出合った。以来、教会でおさづけの取り次ぎを受けるたびに、心が晴れやかになっていったという下田さんは、「私もおさづけを取り次げるようになりたい」と別席を運び、2年前にようぼくの仲間入りを果たした。
今回は、おさづけについてあらためて学びたいと講習会を受講。「幅広い年代の方と話して、多くの気づきを得ることができた。これからは一人でも多くの方をおたすけできるよう、相手の悩みに寄り添って、おさづけの取り次ぎに励んでいきたい」と話した。









