立教184年3月月次祭 – 春の陽気満ちるなか
教会本部の3月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、たすけ一条の道を付けて、陽気ぐらしへとお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私ども一同は、世界一れつの陽気ぐらしを目指すようぼくの使命を胸に、日々心のほこりを払い、心澄みきる努力を重ね、一人でも多くの人々に教えを伝え広めさせていただく所存でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
前日の雨から一転して、雲一つない青空が広がったこの日。神苑周辺のサクラも見ごろを迎え、春の陽気に満ちるなか、参拝者は一心に「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、安野嘉彦本部員が神殿講話に立った。
安野本部員は講話の中で、先人の道の歩みなどを振り返ったうえで、「素直が第一である」と強調。身上・事情に行き詰まって教会を訪れる人は、道の信仰者の生き方にその救いを求めているとして、「親神様のご存在と教祖存命の理を心底信じきり、日々心を尽くす信仰者としての生き方が、人々の心を開き、心の闇を明るく照らすのだと思う」と語った。
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翌27日には、大亮様祭主のもと、春季霊祭が執り行われた。
神殿では、祭文奏上に続いて、「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤められた。
続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上。ご恩報じの心で道のうえに伏せ込まれた先人たちの遺徳をたたえたうえで、「霊様方には一同の心をお受け取りくださいまして、たすけ一条の道がさらに伸び拓けていきますよう」と願われた。