立教184年4月月次祭 – 春の陽光に新緑鮮やか
教会本部の4月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、陽気ぐらしへの道を結構にお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前にはつとめ人衆と直属教会長ならびに教区長が登殿させていただき、日ごろの御恵みに御礼申し上げ、なおも変わらぬご守護にお縋りする状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、お見せくださるさまざまな姿に込められた親神様の思召を悟り、いかなる中にあっても心明るく勇んでたすけ一条に邁進する覚悟でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
雲一つない青空が広がったこの日の親里。春の明るい日差しが降り注ぎ、神苑一帯の新緑を色鮮やかに照らした。
おつとめの後、増井幾博・本部員が神殿講話に立った。
増井本部員は講話の中で、「生きている限り、この身は親神様からのかりものである」として、元の理や『信者の栞』を引きながら、かしもの・かりものの教えの大切さを強調。お道の信仰者であっても、神様のお働きを当たり前と思っている場合があると指摘し、「何につけ、有り難い、有り難いとご恩を身に味わって通ることが大切である」と語った。
さらに、ご恩報じの心は「ひのきしんの態度」となって現れることに言及。「ひのきしんの天理教」と世間から好意を持って見られてきた歴史にふれ、どんなときにも、ひのきしんの心で神様へのご恩報じに励み、陽気ぐらし世界建設へ向かって歩みを進めようと呼びかけた。