コロンビア出張所 50周年に向け成人めざす
コロンビア出張所(清水直太郎所長・カリ市)は3月27日、「創立50周年ステップアップ教理研修会」をオンラインで開催。コロンビア国内だけでなく、メキシコやパナマ、ペルーなどの中南米の国々から約80人が参加した。
これは、来年3月に出張所の開設50周年を迎えるに当たり、「元一日の精神を次世代へ」をスローガンに掲げ、中南米の教友の成人を目指すもの。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、オンライン形式で実施された。
1961年、日本とコロンビアの両国の友好促進事業として、外務省の斡旋によって天理高校第2部生を中心とする17人の若者が集団移住したことから始まったコロンビアの道。72年に開設された出張所は、幾多の困難に見舞われつつも、天理青年らの心の拠り所として発展してきた。
研修会は、清水所長(63歳)のあいさつに続き、近藤拓正・島ヶ原コロンビア教会長が「陽気ぐらし」をテーマに、スライドショーを用いながら基調講演。続いて二人の教友が、自身の入信のきっかけについての感話を、それぞれ発表した。
清水所長は「これまでコロンビアセミナーなどの教理研修会を通じて、スペイン語圏の講師や指導者の人材育成を続けてきた。そうした中で、現地生まれの信者やその子供たちが率先して講師を務めるなどの芽が吹き始めている。中南米の教友が一手一つになり、50周年に向けて、さらに教勢を伸ばしていきたい」と語った。
第20回婦人会総会
コロンビア婦人会(筒井理恵ヴィルマ主任)は3月20日、第20回総会をオンラインで開催、約80人が参加した。
当日は、婦人会本部の祝辞の代読、筒井主任のあいさつに続いて、山中幸恵・ハワイ伝道庁長夫人が講話した。
その中で、山中家の信仰初代である山中忠七が、妻・そのの身上をたすけていただいた喜びから、お屋敷へ日参した史実を紹介し、日参とおつとめの重要性を強調した。
この後、全員で「よろづよ八首」を勤めた。