オンラインdeレクリエーションセミナー
ママ記者のミニルポ「オンラインdeレクリエーションセミナー」
親子で楽しくひのきしん!
少年会本部(西田伊作委員長)は4月24日、「オンラインdeレクリエーションセミナー」を初開催した。テーマは「楽しくひのきしん!」。ひのきしんを自然と行えるレクリエーションを学びに、二児の母でもある入社7年目のママ記者が体験取材した。
開始時刻、パソコンに少年会本部に設営された“スタジオ”が映ると、21人の参加者が続々と画面上に集まってくる。この1年、人が集まる場を避けてきたため、お祭りのようでワクワクする。遥拝の際は、カメラが本部神殿に向く。コロナ禍でおぢば帰りが難しいなか、おぢばの様子を視聴できるのはうれしい。
セミナーでは、ひのきしんを自然に行えるレクリエーションを学んだ。その一つ「動物家族ごみ拾いversion.」は、ごみ拾いを楽しく行えるもの。二人組になり、鳴き声のある動物を決める。親役と子役に分かれ、子が袋を持ちながらごみを探し、見つけたら鳴き声で親を呼ぶ。親だけが、ごみを拾って子の持つ袋に入れることができ、時間内にごみをどれだけ集められるかを競うゲーム。低年齢の子供が親役をやるほうが面白いというところがミソだ。
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夕方、子供たちが帰宅すると、食いしん坊な1歳の娘がパンを食べ、その食べくずが床に散乱した。これはチャンスと思い、記者と息子が“動物家族”になってひのきしんに挑戦。本来は鳴き声のある動物が望ましいのだが、息子は「ウサギがいい」と言う。ご指名では仕方がない。
「じゃあスタート!ごみを発見『ぴょんぴょん!』」と、ちりとりを持つ記者が食べくずを指すと、息子は喜々として箒でちりとりに入れることができた。
親子で一緒に楽しむことができれば、普段は苦に感じることがある家事にも喜んで取り組めそうだ。お借りしている体に感謝し、喜びながら使わせていただくことがひのきしんなのだと、あらためて感じた。
そうそう、この29日に「全教一斉ひのきしんデー」が迫っている。今日学んだレクリエーションを活用して、家族でごみ拾いをしてみようかな。そう思った矢先、娘の口元からまた、食べくずがこぼれ落ちた。
「もう一回ウサギさん、やる!」
(文=大塚花苗)
次回の「オンラインdeレクリエーションセミナー」は5月29日午後1時から「身近なものを使ったあそび」をテーマに開催される。参加申し込みは、下記QRコードの公式LINEアカウントから登録できる。