第256回定時集会 – 15年後の節目を目標に
中田表統領3期目の所信
第256回「定時集会」(老沼康議長)は6月27日、3日間の日程で招集された。この集会では「令和2年度教庁一般会計歳入歳出決算」について審議・採決されたほか、「表統領の所信を問う」と題する代表質問などが行われた。
27日午後、「表統領の所信を問う」と題して、橋本成人・副議長が代表質問を行った。
3期目の所信について問われた中田善亮表統領は冒頭、新型コロナウイルスによる節は大きな転換期になるとして、「3期目という仕切りをもって、いま一度、現状を再確認し、気持ちを引き締めて、諸事に当たっていきたい」と抱負を語った。
続いて、今後の活動の進め方や教勢の現状について話を進める中で、「15年後の教祖150年祭、あるいは立教200年という大きな数字上の節目を、一つの目標、仕切りとして、それぞれに目標をしっかりと設定し、取り組まなければならない」と強調。5年後に迎える教祖140年祭は目標点であると同時に、その先の15年後へ向かう一里塚と考えて、教会には、自分たちが15年後にどんな姿になっているかを具体的かつ現実的に考えることを求めていきたいと述べた。
さらに、近年の時代の変化を踏まえながら、いまの教えの実践の仕方が教祖の思召に沿っているのか再確認する必要があると指摘。現代社会に対応できるお道になっていけるよう、「改めるべきところは改める勇気を持って、いまの社会に生きる人たちに必要な活動が推進されるよう骨を折っていきたい」と話した。