地域の更生保護に尽力
西垣滿昭さん(77歳・二方分教会幾鳥布教所長・鳥取市)は、更生保護活動に貢献した功績から、法務大臣表彰を受けた。
長年にわたり地域の自治会の活動に力を尽くしてきた西垣さん。平成21年、知人の推薦を受け保護司を委嘱されて以来、15人の自立更生に携わった。
対象者と向き合う際は、親孝行の大切さを伝えてきた。こうしたなか、教えに興味を持つ対象者も少なくなかったという。
また、保護司を務める傍ら、地域の自治会の連合会長を務めたほか、「まちづくり協議会」会長などを歴任。多岐にわたって地域活動に貢献した。
西垣さんは「どんなときも人とのつながりを大切にし、一手一つの教えを心に置いて、お与えいただく御用をつとめてきた。支えてくれた人たちや、縁あって巡り合った人たちに心から感謝しつつ、これからも地域社会に力を尽くしていきたい」と語った。
(鳥取・岸本社友情報提供)