第15期読者モニターアンケート企画 – 第1回「おつとめ」について
ようぼくが信仰生活を送るうえで浮かんでくる素朴な疑問や悩みについて、編集部が独自に調査――。この新コーナーは、さまざまな疑問や身近な悩みについて、本紙の読者モニターが自身の体験や考えを交えながら、共に解決の糸口を探っていくもの。第1回は「おつとめ」に関する疑問・悩みについて“つながりTalk”の内容を紙上紹介する。
Q.おつとめのとき、小学生の子供が騒いでちゃんとおつとめをしません。子供におつとめの大切さを伝えるには、どうすればいいでしょう?(30代女性)
子供は楽しいと感じたものは理屈抜きに覚えます。まずは楽しい雰囲気で鳴物練習などをしておつとめに親しませ、それから大切さを伝えていくのはいかがでしょうか。
池澤理恵(53歳・東延岡分教会教人・熊本市)
「今日も元気に学校へ行けたね」などと、普段からご守護への感謝を言葉にしてみてはどうでしょう。親子が一緒になって感謝の心を意識することで、親神様・教祖をより身近に感じられると思いますよ。
川田真紀子(46歳・玉島ロスアンゼルス出張所長夫人・米国ロサンゼルス市)
ある先生に「どうしたら、おつとめができる子供に育ちますか?」と尋ねると、「教祖にお願いしなさい」とひと言。教祖にお願いし続けた結果、いまでは子供だけでなく、孫たちも鳴物やおてふりを勤めるまでに成人しました。親自身が真剣におつとめを勤める大切さを実感しています。
三宅美穂子(70歳・玉美分教会長夫人・岡山県玉野市)
幼いころ、祖父から「ちゃんぽんの調子取りがとても良い」と褒められて以来、自分は“ちゃんぽんの名手”だと思い込んで、自信を持っておつとめに臨めるようになりました。おつとめや鳴物の所作をしっかり褒めることで、おつとめに対する子供の意識が変わると思います。
川島君子(77歳・龍分教会ようぼく・神奈川県横須賀市)
わが家では、おつとめの10分前にトイレを済ませた後、参拝場へ行くというルーティーンをつくって“心の準備”をさせていました。
髙橋ひろみ(51歳・船三咲分教会教人・天理市)
Q.おてふりが、なかなか覚えられません。皆さんは、どのように覚えましたか?(20代男性)
まずは、おてふりの基本として「よろづよ八首」をしっかりと身に付け、そのうえで、一下り目から順番に練習していくのがいいと思います。焦らず楽しんで練習に励んでください。
笠田勝幸(71歳・愛昭分教会ようぼく・名古屋市)
おてふりを覚え始めたころ、「三日講習会」の存在を知り、早速受講しました。講習会で学んだ後も、繰り返し復習することで、おてふりを効果的に覚えることができました。現在も出勤途中に、二下りずつ頭の中で復習しています。
小長谷啓太(44歳・華越一分教会ようぼく・名古屋市)
信仰初代の私は「まず地歌を覚えれば自然と手が動くようになるのでは」と考え、空き時間に「みかぐらうた」の音源を聴くようにしました。すると、いつしか自然と口ずさめるようになり、それから手振りも併せて身に付いていきました。
三宮奈穂子(40歳・久枝分教会ようぼく・高知県南国市)
修養科生のとき、教友と一緒に毎日十二下りを勤めていました。修了後、息子のために一緒に練習しました。複数人で学ぶことで、互いの分からない部分を教え合うことができ、モチベーションのアップにもつながりますよ。
飯田ひとみ(62歳・市川分教会教人・兵庫県姫路市)
おてふりの手本となる人を見つけ、できれば、その人に直接教えてもらうといいでしょう。「継続は力なり」といわれるように、毎日少しずつでも練習することが肝心です。私も琴を上手に弾けるように毎日練習しています。親神様・教祖は、その誠の心を必ず受け取ってくださいますよ。
島川ヒロ子(70歳・本愛岳分教会岳島布教所長・長野県小諸市)
「十二下り」をもっと身近に感じたい人へ
深谷太清著
『十二下りのてをどりを身近に』
定価=1,760円[本体1,600円]A5判並製/356ページ
WEBストア
https://doyusha.net/SHOP/9784807306411.html
おつとめの「十二下り」をもっと身近に感じたい人にオススメの一冊です。
本書では、お歌と手振りに込められた親心や当時の時代背景が、イラストとともに分かりやすく丁寧に解説されています。おつとめに初めてふれる人はもちろん、お歌の意味がよく分からないままおつとめを勤めている人、「十二下り」を自らの日々の生活と結びつけられない人にとって、きっと「十二下り」をより身近に感じる手がかりとなるでしょう。
信仰生活を送るうえで浮かんでくる素朴な疑問や悩みを募集しています。詳細は下記URLから。
https://forms.gle/GUwJWeg6wahCNsoR7
読者投稿スナップ – おやさとMemories
亡き祖母の心づかい
田岡利依(43歳・東三分教会ようぼく・天理市)
亡き祖母は、おぢば帰りの際、遠方へ嫁いだ姉妹たちと会えるように、たびたび計画を立ててくれました。祖母の出直しから2年が経ち、久しぶりに、娘3人を連れて「こどもおぢばがえり」に参加した際に撮影したのが、この1枚です。私たち姉妹を自然な形でおぢばで再会させてくれた祖母の心づかいを、ありがたく思い出します。
読者の投稿作品をご覧いただけます。また、思い出の写真を募集しています。詳細は下記URLから。
https://doyusha.jp/oyasato-memories/
思い出の梅
古川真由美(52歳・大野分教会ようぼく・天理市)
先日、地元・鹿児島でしか買えない薬を妹に郵送してもらった。包みを開けると、薬の脇に青梅が10個ほど入っていた。思わぬ“差し入れ”に驚くとともに、祖母の家の裏山にある梅林の光景が浮かんだ。
その梅林は、祖母亡き後、父が「山が荒れると寂しくなるから」と、わざわざ苗木を取り寄せて造ったものだった。毎年たくさんの実がなり、身内や友人など多くの人々が収穫に訪れている。私も、いまは亡き両親と共に収穫や草刈りを何度かした。
懐かしい思い出に浸るうちに、胸の奥がジンとした。わずかな実は、ジャムにして頂いた。
身の周りで心が“ほっこり”したエピソードを募集しています。詳細は下記URLから。
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