オンラインで信仰語る – アメリカ伝道庁
アメリカ伝道庁(深谷洋庁長)は6月27日、英語を話すようぼく・信者向けのオンラインセミナー「SoulFire Virtual Tenrikyo Faith Conference」を開催。アメリカをはじめ世界8カ国から約300人が参加した。
このセミナーは、コロナ禍の影響がいまなお続くなか、信仰の喜びや家族の絆を教友同士で再確認することを目的に開かれたもの。
初めに、岩田タッド教司・ホノルル港教会長が基調講演。「いま、教会につながる教友がひのきしんに励んだり、周囲の人とたすけ合ったりする中で、親神様のお働きを強く感じている」として、ハワイの教友が地域団体との連携のもとに展開している、コロナ禍の困難に苦しむ人たちへの支援活動について紹介した。
続いて開かれたパネルディスカッションでは、3人のようぼく医療従事者が、パンデミックを通して経験したことや感じたことを語った。
この後、現代の社会問題をテーマにした四つの分科会が設けられ、発表やねりあいが行われた。
参加者からは「教会の現状や教えの伝え方を見つめ直す機会となった」「たんのうの心や、教えに基づいた物事の受けとめ方を学ぶことができた」などの感想が寄せられた。
実行委員代表の一人である上杉浩司マークさん(51歳・パシフィックバレー教会長)は「セミナーを通して得た喜びや勇みを、日々、陽気ぐらしを実践するためのエネルギーにしてもらいたい」と話した。
なお、来年6月には対面式セミナー「SoulFire Tenrikyo Faith Conference」が米国カリフォルニア州のパームスプリングスで開催される予定。