全46点の書が展示されている
種市港分教会(北山修一会長)は、岩手県洋野町の教会で「天理書展」を独自に催している。これは、教祖130年祭の旬に親里で行われた「教祖130年祭天理書展」に出品したことをきっかけに、毎年出展してきた作品を地域の人たちにも見てもらおうと、5年ほど前から“持ち帰り展示”を実施しているもの。
所属教会の信者だけでなく、未信仰の知人などにも作品の募集を呼びかけ、今年は46点が集まった。教会の一角に設けた展示スペースには、書き手の思いを綴った文章が作品に添えられているものも。
作品を見た未信仰の人からは「毎年楽しみにしています」「それぞれの思いを込めた作品に心打たれました」などの感想が寄せられているという。
北山会長(56歳)は「信者さんだけでなく、地域の人たちにも教会に足を運んでもらうきっかけになっている。今後もにをいがけの一助として、この活動を続けていきたい」と語った。