新型コロナの終息のお願いづとめ – おたすけの実践で守護という実を
教会本部は9月1日、本部神殿でお願いづとめを勤めた。
このお願いづとめは、新型コロナウイルス感染拡大の終息と罹患者の平癒をあらためて願うとともに、お互いの心を一つに合わせてご守護を願う意味を確認するもの。今年4月から、毎月1日正午に本部神殿で勤められている。
当日、感染拡大を防止する対策として殿内の参拝者を制限するとともに、南礼拝場前にパイプいすが設置された。
正午、中山大亮様は、中田善亮・表統領と共に神殿上段へ参進。大亮様が拍子木を、中田表統領が数取りを務めて、お願いづとめが勤められた。
◇
おつとめに先立ち、中田表統領があいさつを行った。
中田表統領は、国内において新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない現状を踏まえ、この事情の治まりを願う意味をよく思案して、お願いづとめを勤めることはもとより、おたすけの実践という理をもって、ご守護という実をお見せいただきたいとして、おたすけの実践の大切さをあらためて強調。そのうえで「七ッ なんじふをすくひあぐれバ」「八ッ やまひのねをきらふ」「九ッ こゝろをさだめゐやうなら」「十デ ところのをさまりや」(みかぐらうた二下り目)のお歌を引き、コロナ下においても、お願いとともに、おたすけの心を定めて、親神様にお誓い申し上げることが肝要であると語った。
最後に中田表統領は、私たちが親神様にいくら感謝を申し上げても、ご恩報じに尽くしても、親の篤い思召は見当もつかないところにあるかもしれないと指摘。そのうえで「親神様の子供として、教祖に教えられた道筋をしっかりと歩み、届かないながらも懸命に、なんとしても親にお勇みいただけるように、心一つに勤めさせていただきたい」と述べた。