立教184年9月月次祭 – 秋雨降るなか
教会本部の9月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、自由のご守護のもと、旬々のお仕込みとお導きをもって、陽気ぐらしへとお連れ通りくださる親神様のご慈愛にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、教祖のひながたを胸に、今日の世の状をしっかりと見据え、身近な人から世界中の人々へと親神様の御教えを伝え、人だすけのうえに真実誠の心を尽くし、また修理丹精を重ねて、ご恩報じの道を精いっぱい歩ませていただく所存でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
朝夕、涼しい日が増えてきた親里。この日は朝から厚い雲に覆われ、神苑一帯に秋雨が降り注いだ。
おつとめの後、田中善吉本部員が神殿講話に立った。
田中本部員は講話の中で、瀕死の状態でおぢば帰りした青年が無い命を教祖にたすけていただいた逸話に言及。親神様は、「をやの声」を頼りにおぢばを目指す姿を真実とお受け取りくださり、命をたすけてくださったとして、「ぢばへ真実の心を運ぶ。ここに、ならん中をご守護いただく道が、たすからんところをたすけていただける元がある」と語った。
さらに、教会日参やひのきしん、お供えなど、「目に見えない真実」を行動や形に表すことが大切であるとして、「『ぢばの理』につながる教会に、真実をしっかり尽くし運ばせてもらいたい」と呼びかけた。
先人の遺徳しのび – 秋季霊祭
翌27日には、秋季霊祭が執り行われ、神殿では、祭文奏上に続いて「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤め
られた。
続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上された。その中で、たすけ一条に真心の限りを尽くされた先人の遺徳をしのび、功績をたたえたうえで、「今もこれからも、時旬にふさわしい歩みを力強く進めさせていただきますようお導きのほどを」と願われた。