誓いも新たにひながたの道へ – 教祖140年祭
2026・2/4号を見る
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教祖の道具衆たる自覚と喜びを心に
この日を門出にたすけ一条の前進を
1月26日、本部教祖殿前の紅梅が一輪ほころぶ。午前7時、16回目の教祖年祭の朝を迎えた神苑には、冷たさの中に凛と張りつめた緊張感が漂う。気温は零度。今季最強・最長寒波が日本列島を覆うなか、この日を期して国内外から帰った道の子供たち約12万人が、をやのもとに続々と集う。
午前10時25分、中山大亮様は本部詰所をご進発。つとめ人衆と共に教祖殿、祖霊殿で礼拝された後、神殿上段へ参進。東回廊北詰からお出ましになった真柱様は、南礼拝場の結界内へ入られた。
一同は、大亮様のお手に合わせて礼拝。礼拝場がしんと静まり返るなか、参拝者一人ひとりが三年千日の歩みを親神様にご報告し、お礼申し上げる。
大亮様は祭文の中で、「きょうのこの日は、年ごとの春の大祭を執り行う日柄でございますが、分けても今年は、教祖が子供の成人をお急き込みくださる深い親心から、定命を25年お縮めになり、扉をひらいて世界ろくぢに踏みならしにお出ましくだされてより140年を数える年でございますので、教祖140年祭を執り行わせていただきます」と述べられた。
続いて、三年千日の全教の歩みを振り返り、一同を代表して御礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ、教会長、ようぼく一同は、きょうの意義深い日を迎え、教祖の道具衆たる自覚と喜びを心にし、この日を新たな門出として心を引き締めて、たすけ一条のさらなる前進をお誓い申し上げます」と奏上された。
参拝者で埋め尽くされた四方の礼拝場には、三年千日をお連れ通りいただいた親心に思いを致し、ハンカチで目元を拭う人の姿も。
この後、かぐら・てをどりが厳かな中にも、いとも陽気に勤められた。参拝者たちは、教祖がつとめを急き込まれた往時の出来事を偲びながら、「みかぐらうた」を唱和した。



かぐらづとめの後、真柱様、真柱奥様、大亮様は教祖のご昼食の給仕に教祖殿へ向かわれた。
十二下り目のてをどりが滞りなく勤め終えられた後、真柱様があいさつに立たれた。
尽きせぬご恩に御礼申し上げ
冒頭、真柱様は「教祖の年祭は、教祖がお姿をかくされたという事情があって勤められるようになった」として、『稿本天理教教祖伝』第十章「扉ひらいて」をもとに話を進められた。
その中で、教祖の仰せと法律を守ることと両方が同時に行える道を教えていただきたいと願う初代真柱様のご苦衷にふれたうえで、教祖は元なる親神様の心に沿いきる心を定めることが第一であると、陽気ぐらしへ進んでいくところの心の持ち方、法律に先立つ心定めをお諭しくだされたと指摘。これは、そのとき居合わせた人々に対するお諭しであるばかりでなく、現在の私たちも心しなければならない、信仰の要であると明示された。
この後、「諭達」を通じて、ひながたを目標に全教が仕切って一手一つにたすけ一条の活動に取り組もうと呼びかけた今回の年祭活動を踏まえ、「三年千日の間、年祭活動のうえに励んでくださり、大変ご苦労さまでした。ありがとうございました」と、参拝者一同にねぎらいの言葉をかけられた。
最後に真柱様は、陽気ぐらし世界への道のりはまだまだ遠いとして、年祭活動が終わり普段の歩みになるが、普段といっても、3年前に戻ってしまったのでは何にもならないと強調。「きょうは新たな歩み出しの日でもある。どうか、これからも勇んで歩み続けてくださることを」と願い、あいさつを締めくくられた。
この後、大亮様はつとめ人衆と共に教祖殿へ進まれ、教祖に祭文を奏上。50年にわたる長の年月、自ら身をもって陽気ぐらしへの道のひながたを示して、世界たすけのだめの御教えを啓き、いまなお存命のまま子供の成人をお見守りくだされ、お導きくださる教祖のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私どもは、ひたすら、ご厚恩にお応えしたいと、三年千日を仕切って、たすけ一条の躍進を誓い、努め励んでまいりましたが、深い親心をもってお導きくださり、成人の歩みを進ませていただき、ここに、教祖140年祭を迎えさせていただきました。ただいま、親神様の御前で御教え通りおつとめを、勇んで勤めさせていただきましたので、一同御前に参進して、事改めて尽きせぬご恩に御礼申し上げたいと存じます。教祖、誠にありがとうございます」と述べられた。
そして、「私ども一同は、ご年祭を成人の一里塚とし、きょうより誓いも新たに、ひながた通り一手一つに結び、それぞれがおたすけの実践をもって歩ませていただき、教祖にお喜びいただける成人を積み重ねる所存でございます」と誓われ、新しい道の芽生えと、ますますの発展をお見せいただけるよう、お導きを願われた。
そして、午後2時。ミュージックサイレンが流れるやいなや、その時を待っていた参拝者たちは一斉に柏手を打った。この日を新たな門出として、誓いを新たにした道の子供たちは、これからもひたすらに、ひながたの道を真っすぐ歩んでいく決意を固めた。
◇
なお、この日までに韓国、ブラジル、アメリカ、フランスなど、世界22の国と地域から約1,300人が帰参した(海外部把握分)。
祭儀ドキュメント
9:21
龍笛が壱越調『春鶯囀入破』を奏で始める。献饌長と伝供者が神殿へ参進して献饌開始。タイ、クエなどの海の幸、みずみずしい野菜や色とりどりの果物、乾物、お菓子など計156台(真座12台、庭積み144台〈まな板8台などを含む〉、マグロ用八足1台、ブリ用八足1台、小餅用大三方4台)が真座に供えられる。
9:53
献饌終了。真座の玉砂利が整えられる。
10:25
大亮様、つとめ人衆一同、本部詰所を進発。
10:29
教祖礼拝。
10:33
祖霊様礼拝。
10:35
真柱様、東回廊北詰からお出まし。神殿へ参進される。
10:44
大亮様、つとめ人衆一同、神殿へ参進。
10:44
親神様礼拝。
10:48
大亮様、着座。祭文が賛者から扈者へ渡される。
10:49
壱越調『武徳楽』が奏でられるなか、大亮様は、扈者と共に、親神様の御前へ。
10:50
大亮様、祭文奏上。そして礼拝。
10:59
大亮様は、上段の西側を通って北側へ進まれ着座。真柱奥様は上段の南側に、つとめ人衆は東側と西側に着座。
11:01
大亮様、真柱奥様、つとめ人衆、礼拝。そして、四方から真座に入り、かぐら面を着けられる。
11:08
かぐらづとめが始まる。
11:26
かぐらづとめ終了。つとめ人衆は、真座内から上段へ。
11:30
上段で礼拝。
11:33
真柱様、真柱奥様、大亮様が教祖のご昼食の給仕に教祖殿へ向かわれる。
11:33
扇を載せた八足が神殿上段に並べられる。
11:35
てをどり前半が始まる。
12:11
てをどり前半が終了。
12:13
てをどり後半が始まる。
12:47
てをどり後半が終了。
12:51
真柱様、真柱奥様、大亮様が神殿にご到着。
12:51
指図方が、お言葉の案内をする。
12:53
真柱様、上段で親神様に礼拝後、演台前に進まれる。
12:54
お言葉が始まる。
13:11
お言葉が終わり、一同礼拝。
13:15
一同、神殿から退場。東回廊を通って教祖殿へ。
13:22
教祖礼拝。
13:24
教祖殿上段で、大亮様が祭文を奏上される。そして礼拝。
13:33
お流れが始まる。
14:00
ミュージックサイレンが響く。
14:01
真柱奥様、大亮様は祖霊殿へ向かわれる。その後、真柱様は会議所へ向かわれる。
14:02
祖霊様礼拝。
14:05
祖霊殿から退場される。










